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東方変形葉
変化と不変の入り乱れ
東方変形葉24話「待てば月は昇る」
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っいたっ!?」
よし、喰らってる喰らってる。あとは、スペルカードを唱える。

「人形弾幕大結界」

「いっくよ〜!」
「いくよ〜!」
そもそも蛍石というのは、日光などに当たると様々な色に輝く鉱物のことだ。人形たちが遠くから美鈴を囲むように飛び回りながら様々な色の弾幕を配置していく。そしてある程度配置したら、一斉に発射される。結構避けづらい。
「わっ!?こんなに!?ああ、優勝したら咲夜さんから一日だけ門番で寝ていてもかまわないとおっしゃってくれたのにっああああああああ!」
見事被弾。多分10発ぐらい。ああ、よかった。



「脱落者、回収します。」
「かいしゅ〜」
「かいしゅ〜」
大妖精と妖精メイドが飛んできて、倒れた美鈴を運んで行った。・・・タンカーじゃなくってハンモックで運んで行った。人里は結構盛り上がってる。人がいる方に弾幕が飛んで行ったけど、どうやら結界を張っているらしく、その結界によって弾幕は消されたようだ。
「あ〜、疲れた。あ、あそこの木陰なら気づかれずに休憩できるな。」
「わ〜い!」
「休める〜!」
木陰に身を隠し、休憩した。



そのころの霊夢
「うっとおしいわね、これでも喰らいなさい!」

神霊「夢想封印」

「きゃあああっ!?」
今、8つの光る弾に当たって脱落したのは、ミスティア・ローレライ。なんかいきなり出てきて鳥目にしてきたから、夢想封印を御見舞いした。
それにしても、紫はこんな催しをして何を考えているのかしら。まあ、それはいいとして。今、一番警戒しなければいけないのは“変化の現人神”の葉川裕海だ。前にあいつと戦って勝ったが、それはずいぶん前だ。それに、あいつの一番の武器は能力や結界ではなく、読みと適応性。少しでも気を抜かしたら一発入れられてしまう。特に読みの方は、紫でさえも敵うかどうかわからない。できれば、こんな最初っから出会いたくはない。せめて最後だ。それまではあいつと戦うのは避けようかしら。なんとしても、このイベントで優勝して参拝客をふやすんだから!



30分後、休憩が終わった裕海は再び動き出した。
「はあ、ようやく癒せた。ありがと、2人とも。」
「・・・ご主人様の体の癒し方って変わってるね〜、うれしかったけど。」
「そ〜だね〜。わたしもうれしかったよ〜」
そうかな?思いっきり人形たち2人の頭を撫でまわしたりくすぐったりしただけだけど。・・・むっ、気配。
「2人とも、誰か来るよ。」
そういうと、2人が警戒態勢に入った。俺たちが警戒していると・・・
「あら、あなたは確か葉川裕海かしら。」
フラワーマスターの風見幽香だった。



続く

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