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東方変形葉
変化と不変の入り乱れ
東方変形葉24話「待てば月は昇る」
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開会式の後、各選手はあっちこっちに散らばった。
ちなみに、綺羅星人形と蛍石人形は自立しているが選手ではなく、あくまで俺のオプションパーツだ。なので人形たちが攻撃を受けても人形たちは失格にはならないし、俺にも響かない。
活動範囲は魔法の森、人里の一部、妖怪の山の麓、再思の道、迷いの竹林である。建物内は禁止。
俺は里で買った懐中時計を見る。もうすこしでイベント開始の信号弾が打ちあがる。
そして今、打ちあがった。大きな音を放つ信号弾が打ちあがった。
「さて、さっさと倒してしまうかな。」
「おー!」
「おー!」
人形たちと話していると、声をかけられた。
「あー!裕海じゃん!しょうぶよ!」
氷の妖精、チルノがあらわれた。
「ふふふ、望むところだ。悪いけど手加減はしないよ!『桜吹雪旋風』!」
スキルカードを発動したとたん、チルノの周りに風が吹いた。
「うおっ!?わあああっ!」
風と共に舞い上がる弾幕を喰らうチルノ。まあ、あれは近接系攻撃としてみなされるわけだけど。
「いてて、よくもやったわね!」
敵は少ない方がいいので、悪いがさっさと倒させてもらう。
「これからこれから。『クランベリーマジック』」
紅い弾幕を出し、チルノにぶつける。チルノは何とかかわしているようだが、このスキルカードはホーミング弾なので、かなりよけづらい。
「くっ、ここは撤退よ!」
逃げて行った、まあ得策だろう。全員強引につぶして行こうかと思ったけど面倒だから、ふわふわとんでいこう。きっとどこかで誰かと会うだろう。
「あっ!裕海じゃねーか!よし、まずはお前を落としてやる!」
・・・もう会った、早いな。魔理沙か、かなり厄介な相手だ。わっ!?光線を撃ってきた!すれすれでかわし、らしくないセリフを吐いて、スキルカードを唱える。
「星が瞬くこの夜に幻視におびえるがいい。『恐怖の眼』」
スキマを多数開く。そこからは、大きくて不気味な目玉がぎょろぎょろしているように見えるはずだ。
「うおっ!?なんだこれっ!ぐわっ、光線を撃ってきやがった!?」
スキマから光線が出てきているだけ。しかし、目玉の不気味さに気を取られ、かわしづらくなるスキルカード。
「へん、やってくれるじゃねえか。」
そういって、スペルカードを取り出した。

魔符「スターダストレヴァリエ」

いくつもの星型弾幕に囲まれた。比較的簡単なスペカではあるが、油断は禁物。すぐに叩き落とさせてもらう。

変化「須臾の乱れ」

とても小さな弾幕がゆらゆらと揺れる。その弾幕は星を打ち消し、魔理沙への攻撃を再開できる。このスペカは全く疲れないから助かる。
「へっ、このぐらいで・・・」
「満足、しないよ。君を落とせるまで。きらちゃん、頼む。『綺羅星人形の舞』」
「はーい!」
きらちゃんが星型弾
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