リュウが異空間からやってくるそうですよ?
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「強靭にして!無敵!」
" ¥_%$ "は退屈である
「...ふつくしい...」
" <>%/ "は退屈している
「とどめだっ!いけっ!!青眼◯白竜!!!」
" ]$¥|"は───
「やってられっかあああああああああ!!!!」
現在、怒声を辺りに轟かせているのは" "ことリュウガ、竜(龍)を司る竜(龍)である
とはいっても、外見は赤髪黒目で、中肉中背、顔立ちは平凡のそれ。つまり、人と同じ姿形をしている
まあ、この状況で 叫ばないものもそういない、何故ならば、彼がいる空間は何もない、言葉に誤りなどなく、文字通り何もない、白で塗り潰された不気味な場所だ
「はあ...ほんとにもうっ、どうしてこうなった...」
彼がここにいるのは幾つか理由がある
その前提として知らなければいけないことがある、彼は転生者だ
前世で死んでしまった彼は、日頃からの行いもあり、徳のあるものとして神様(?)からの評価が高く、成し遂げたならば、再び現世へと生を受けさせてやるという条件のもと、神様の試練を受け、それを見事成し遂げた
その際、更に神様に気に入られ、特別に能力を付加してやる、と半ば無理やり転生させられたのである
そして何故、ここにいるかというと
彼は無事、転生され新しい竜(龍)生を手にいれた
しかし、転生された場所が悪かった
彼は知らないが、ここは某龍玉集めの漫画の精神と時の部屋の異空間、次元の狭間にかれこれ転生されてから数十年いる
最初は、本人もぬか喜びしていたのだが、次第におかしなことに気づいた
──何故、何もないのだ、と
まあ、どうにかなるだろー、と楽観視して、折角だから能力試そうぜ!と数十年修行を続けていたのだが
いかんせんこの空間には彼の能力が一切作用せず、能力を使ってのここからの脱出を試みてはみたものの、上手くいかず
そして、冒頭へと戻る
「ほんとなんなんだよこの空間...無限の力とか夢幻の力とか願いを叶える力とか使ってみたけど、全く通用せずっ...!そんなんチートやん!!チーターやん!!!」
実際は彼も規格外かつ、化け物級のチートであるのだが
この空間では、彼の能力による、物体、生命体の顕現は不可能であり、エネルギー体などは何の抵抗もなくでる
真相は、神様が、リュウガの能力は自分の身をも滅ぼす可能性もあり、尚且つリュウガ自身にも害をなしてしまうほど強大であるため、神様の気遣いにより、この神様印の白い空間へと力を充分操れるよ
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