第十八話 Sigma Palace
[1/7]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
シグマパレスと呼ばれるシグマのアジト付近に来ていたエックス達は、崖の上から様子を伺う。
ルイン「とうとうここまで来たね、エックス、ゼロ」
エックス「ああ」
ゼロ「だが、思っていたよりも守りが固そうだ。エックス、ルイン。敵を分散させよう。それぞれ別ルートで侵入だ」
エックス「分かった。後で合流しよう」
ルイン「行こう!!シグマの居城に殴り込みだよ!!」
エックス「ああっ!!」
ルインの言葉に頷き疾走するエックス。
シグマに最後の戦いを挑むべく、シグマパレスの最深部に向けてエックスはゼロとルインと共にその第1歩を踏み締めた。
エックスは左からゼロは真ん中、ルインは右から侵入する。
ルイン「(いよいよ最後の戦い…この城の奥にシグマとVAVAが…)」
そう思えば嫌でも気が引き締まる。
シグマもVAVAも人類に反旗を翻した元特A級ハンターのイレギュラーの中でも最強クラスの実力者だ。
敵の執拗な攻撃を掻い潜りながらルインはシグマパレスの内部に潜入を果たしていた。
途中でメカニロイドやレプリロイドの妨害を受ける。
「イレギュラーハンターのルインだ!!ルインが現れたぞ!!」
「取り囲め!!絶対に逃がすんじゃない!!数はこちらが上だ!!怯むな!!」
朱いアーマーを纏うルインはとにかく目立つ。
そんな彼女の出現にシグマパレス内部を警備していたレプリロイドやメカニロイドは一斉に群がり、ルインが移動する方向に次々と姿を現していた。
ルイン「数だけ多くいたって無駄だよ!!」
ZXアーマーからHXアーマーに切り換え、ダブルセイバーをフルチャージする。
ルイン「プラズマサイクロン!!」
ダブルセイバーを同時に勢いよく振るうと雷を纏った竜巻が発生し、多くのレプリロイドとメカニロイドを切り刻んでいく。
「何をしている!!相手はたったの1人だ!!これだけの数が相手では為す術などない!!かかれえ!!」
ルイン「それはどうかな?フリージングドラゴン!!」
次にLXアーマーに切り換えたルインが氷龍を召喚し、繰り出す。
極低温の氷龍に触れたレプリロイドとメカニロイド達は瞬く間に凍結していく。
「な、何て強さだ!!奴は化け物か!!?」
圧倒的だった。
イレギュラーハンター最強部隊とされる第17精鋭部隊に配属されたゼロに次ぐ成績を誇る特A級ハンター・ルイン。
アーマーを切り換えることによりあらゆる局面に対応出来るようになり、その強さに磨きがかかった。
ルイン「ほらほらどうしたの!!?シグマの居城の防衛隊の力はこの程度!!?それから一度に襲い掛かるなら最低10人くらいにした方がいいんじゃないかな!!?」
「ライドアーマー部隊出撃!!侵入者を破壊せよ!!」
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ