ターン9 ノース校と選ばれし戦士(中)
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られるが、それでもかなりライフは厳しくなる。モンスターを引いたらその時点でまず間違いなく終了と、翔にとってはかなり勝率の悪い賭けとなってしまった。
だが、手札のない翔にはどうすることもできない。
「悪いな、俺のターンだ。ドロー!ちっ、闇がいないのに開闢かよ。ったく、運が良かったな。スター・ロビンを攻撃表示にしてドリルロイドに攻撃!ビック・リパンチ!」
異次元エスパースター・ロビン 攻3000→ドリルロイド 攻1600(破壊)
翔 LP1700→300
この瞬間、すでにすべての運命は決していたといえるだろう。バトルの神様は1回のデュエルで何度も何度も微笑んでくれるわけではない、先ほどのターンが酒田にとって最後のチャンスだったのだ。そしてそれを生かしきれなかった場合、待っているのは当然、敗北一直線であると相場が決まっているわけで。
「機甲部隊の最前線の効果で、地属性のエクスプレスロイドをまた召喚!もう一回効果を使って、墓地のサブマリンロイドと今破壊されたドリルロイドを手札に加えるよ」
エクスプレスロイド 守1600
「チッ……ターンエンドだよ、ターンエンド」
翔 LP300 手札:3
モンスター:エクスプレスロイド(守)
魔法・罠:機甲部隊の最前線
酒田 LP800 手札:1
モンスター:異次元エスパースター・ロビン(攻)
バトルフェーダー(守)
魔法・罠:なし
「僕のターン、ドロー。このカードは………よし、魔法カード発動、パワー・ボンド!この究極の融合カードで、手札のスチーム、ドリル、サブマリンの3体のロイドを融合!現れろ、スーパービークロイド!」
3体ものモンスターを用いた融合召喚。地上、地中、水中で働く3体の力が1つになり、サブマリンロイドの潜水艦型をベースに巨大化していく。
「なんだ、このモンスター!?」
「僕のエースモンスター、スーパービークロイド−ジャンボドリル!」
スーパービークロイド−ジャンボドリル 攻3000
「味な真似しやがるぜ。だがな、ロビンが存在する限り相手はロビン以外を攻撃できず、そしてそのモンスターの攻撃力はロビンと全く同じ。それじゃあ攻撃はできねえはずだぜ!」
「ううん。それは違うよ」
「何?」
スーパービークロイド−ジャンボドリル 攻3000→6000
「こ、攻撃力が……」
「これが、パワー・ボンドの力。このカードで融合された機械族は、攻撃力が元々の数値ぶんアップする!」
「く、くっ…………」
「さっき、火力が足りないとか言ってたよね。だけど、今は僕の火力の方が上!行っけえ、ジャンボドリル!
スーパービークロイド−ジャンボドリル 攻6000
→異次元エスパースター・ロビン 攻
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