第六話
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った事はありません。ですが、戦術機と同じ兵器だと聞いています」
「確かに、二足歩行と言う点では同じだか、MSには強化装備を着なくても使える。次に、パイロットにはよほど強いG(重力)がかからないと体に負担はこない。だから、誰もシュミレーターでも実戦でも強化装備は着ない。まあ、たまに着ている奴もいるが、そこは個人の自由だ。私的には、余り着ないがな」
「そんなに、性能が違うのですか!それは知りませんでした。ありがとうごさいます」
頭を下げる。そんなに、 コックピットの中が違うなら操作も違う可能性が高い。早めにきて正解だったわ。
「ガトー少佐。もし、よろしければ私に訓練をつけてもらえませんか?」
「分かりました。私で良ければ、お相手致しましょう。カリウス!CP(コマンドポスト)をしてくれ」
「はい!ガトー少佐」
カリウスと呼ばれた青年が、返事をしながら制御室に入って行った。
「では、シミュレーターに入ってください」
「分かりました。よろしくお願いします」
シミュレーターに入ってヘッドレスを装着する。服は軍服のままにした。ガトー少佐程の方がそう仰るなら、試して見る価値はあると思ったからだ。
「管制ユニットは、戦術機とさほど変わらないわね。モニター画面が有るから網膜投影システムでは無いのね」
正直、そこまで戦術機と代わる物だとは思えない。どちらかと言えば、戦術機の方が優れているんじゃないかと思うほどだ。
「テスレフ中尉、準備はよろしいですか?」
「はい。カリウス少尉大丈夫です」
「分かりました。テスレフ中尉が乗って居るのは、ガトー少佐と同じザクUJC型です。初期生産型になります。テスレフ中尉はMSに乗るのが初めてなので、最初に基本動作をして頂きます。まずは歩いてマーカまで移動してください」
「分かりました。マーカまで移動します」
これは、戦術機でも基本中の基本だ。いつもの用にレバーを動かす。するとズドーンと転倒してまった。顔が赤くなり、熱くなっているのが自分でも分かった。要は恥ずかしいのだ。
「テスレフ中尉、大丈夫ですか?」
「だ、大丈夫です。いつも道理にしたのに転倒するなんて思いませんでした」
なんとなく、ガトー少佐の笑い声が聞こえた気がする。
「そりゃ、そうですよ。MSに搭載されているOSは、戦術機のOSの3倍早く動かせるんですから」
それを、先に言って欲しかったわ。
「ゆっくりと、立ち上がってください。大丈夫です。扱いに繊細になってますが、慣れればすぐに使いこなすように慣れますよ」
言われた通りにゆっくりと立ち上がりる。確かに、繊細に使わなければならないが、5分も動かしたら慣れてきた。
「早いですね。もう慣れてきたみ
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