第1話 君を守るために。
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〜美千子。」
じいさんはそう言って蓄音機に乗りながら。
俺は山川のじいさんの蓄音機の荷台に乗って空を見ていた。
するといきなりじいさんの蓄音機が倒れた。
荷台から放り出された俺達3人は宮藤は地面に落ちたが山川美千子は朽ち木に当たりそうになったのを俺は銀竜で山川を安全な草の上に目掛けて弾いた。
俺は逆に朽ち木に直撃して脇腹に大量の血が流れた。
美千子「黒鋼さん!」
山川と宮藤は近づいてきた。
俺は脇腹の血を意地で止めようとした。
龍牙「っくそ!」
俺は意識を失ってしまった。
〜?〜
俺は目が覚めると知らない場所に眠っていた。
?「目が覚めましたか?」
そう言ったのはどこか宮藤に似ている女性だった。
龍牙「あんたは?宮藤の母親ですか?」
俺は女性に聞いた。
清佳「はい。私は宮藤芳佳の母親の宮藤清佳と言います。」
そう清佳は言った。
そしてその横には芳佳のお婆ちゃんが居た。
龍牙「貴女は宮藤のお婆ちゃんですか?」
俺は聞いた。
芳子「私は秋本芳子。この子の祖母です。」
そう秋本さんは言った。
龍牙「あの、俺は確か尖った朽ち木に腹部を傷ついて大ケガをしたはずじゃあ?」
俺は二人に聞いた。
清佳「始めは芳佳が貴方を治癒魔法で治療しましたが魔法力をコントロールできずに気を失ったんですよ。」
そう清佳さんは言った。
龍牙「そうだったんですか。」
俺は布団の側で寝ている宮藤の頭を撫でて小さな声でありがとうと言った。
?「イヤーしかし貴様はいい反射神経と魔法力を持っているな。」
そう言ったのは眼帯に黒髪の女性だった。
龍牙「誰だ?」
俺は聞いた。
美緒「ああ、自己紹介がまだだったな。私は扶桑皇国海軍の坂本美緒少佐だ。」
そう坂本は言った。
龍牙「それで軍人さんが何のようだ?」
俺は銀竜を片手に持ちながら聞いた。
美緒「お前とそこの少女に頼みがあるんだが。」
そう坂本は言って俺を見た。
龍牙「何だ?」
俺は聞いた。
美緒「我々の仲間になってネウロイと戦わないか?」
そう坂本は言った。
龍牙「悪いが、軍人になる気はねえよ。」
俺はそう言った。
芳佳「ん?あ!黒鋼さん!大丈夫ですか?」
そう宮藤は聞いてきた。
龍牙「ああ!大丈夫だ。」
俺はそう言って宮藤の頭を撫でた。
芳佳「よかった。」
そう宮藤は言った。
美緒「お前にも話したいんだが。」
坂本は宮藤に話し掛けた。
芳佳「えっと誰ですか?」
宮藤は坂本に聞いた。
美緒「私は扶桑皇国海軍の坂本美緒少佐だ。」
坂本はさっき俺に話した内容を宮藤に言った。
芳佳「私は戦争には出ません!私はこの診療所を継ぐんです!」
そう宮藤は言った。
龍牙「だとよ。早く自分の居るべき場所に帰ったらどうだ?」
俺
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