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真・恋姫無双 矛盾の真実 最強の矛と無敵の盾
拠点フェイズ 4
拠点フェイズ 北郷盾二
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でたが……
 もう二度と、軽装備で山は登らん。
 マジで死ぬかと思った。

 いや、その洞穴で出会った仙人の左慈ってのに実際に殺されたし。
 不老長寿の水とかいう、漫画の○豆みたいなもののおかげで助かったのだが。
 まあ、試験は合格して賢者の石はもらえることになった。
 体調回復した後、半月程度だが修行をつけてもらえたおかげで、だいぶ訛っていた体を鍛え直せた。
 だが、やはり仙人だからか、時間にのんびりというか、ボケているというか……
 仙人界と現世との時間の流れが十倍違うとか、もっと最初に言えって話だ。

 おかげで、二・三ヶ月で帰る予定が、一年後になってしまった。
 帰ったら追いかけられるわ、泣かれるわで、すんごく気まずかった。
 おまけに漢中で桃香たちのファンに、卵だの泥だの水だのぶつけられた。
 どうやら武将が全部俺の嫁だとか、触れ回ったバカがいたらしい。

 それが趙雲(真名星)という……あの義将と言われた五虎将だ。
 中身はとんでもないいたずら者で、結構よくサボる。
 だから馬正をその下につけてサボらないように見張らせるようにした。

 あ、馬正は黄巾で助けた俺の臣。
 髭そったら女性にモテるようになったという、ナイスミドル。
 なんというか……この人がそばにいると、すごく安心できる。
 年の離れた兄というか、すごく親しくて人のいい親戚のおじさんというか。

 周りが女性ばかりだから、色々相談できる馬正の存在は、本気で助かっている。
 締める処は締めてくれるし、本当に助けてよかった。

 あ、いや、他の二人の幼女……孔明(朱里)や鳳統(雛里)も大事だ。
 ものすごい政務能力・事務能力で、俺が指示した内容を忠実に実行してくれるばかりか、更にその発展までさせてくれる。
 元いた世界に連れて帰りたい。主に、俺の副官として。
 この二人をアーカムに連れて行ったら……いや、まて。
 ティアさんと三人で経営したら、本気で経済で世界を支配しかねないな。
 ティアさんに、ヘンリー・ガーナムのような野心はないだろうけど……ちょっと怖い。
 少し考えさせて。

 まあ、ともかくも持って帰ってきた賢者の石を使って、盛大に梁州を発展中だ。
 次の歴史イベントといえば、反董卓連合。
 だが、まだ数年は余裕があるから、それまでに梁州の力を強くして、その被害を小さくできるようにコントロールできればいいと思う。
 確か、史実では連合に劉備は参加していないし(公孫?の配下で参加していたかもしれないが)、裏で手を回して張遼(霞)やその上司の董卓さんを死んだことにして匿うこともできるだろう。
 どうも董卓って人が、歴史のような悪人には思えないしなぁ……多分。
 もう少し力をつけたら、洛陽への工作も始めな
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