突入〜
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じでしょう。彼女はあなたを失い、預言の真実を知ってヴァンに加担した」
「・・・だったら俺が生きている時点でその加担する理由はないぜ。・・・姉貴ってさ、昔から一度決めたら意見を変えない頑固な人でさ。だから恋人もできないし、部下からも鬼教官って恐れられるわ・・・」
「ははは。思わぬ情報ですねぇ」
「・・・だからこそ。俺だけが本当の姉貴を知ってたんだ。厳しいけど・・・本当は優しい人だって」
「だったら意地でも説得しなさい。もし駄目なら・・・汚れ役は私が引き受けます」
「・・・じゃあ、ジェイドに出番はないな」
「そうですか。なら結構です」
・・・こんな話をしながら、時間は過ぎていく。そして翌日・・・
「よし、ルーク。最後だし、号令かけてよ」
「お、俺が?」
「だってもうあなたがリーダーのようなものよ」
ルークはみんなを見渡したあと・・・
「わかった。みんな、必ず俺達の世界を守るぞ!!」
アルビオールはエルドラントの下で待機。あとは軍隊が援護してくれるまで・・・
「な、なんだ?」
いきなりアラートが響く。
「ルーク!あれっ!?」
ティアが焦りながら上を見ると・・・なんとエルドラントが突っ込んできた。
「お・・・おいおい!?」
なんとか対空砲火も回避する。
「なんとか逃げられたけど・・・」
「まさかあちらから飛び込んでくるとは・・・しかもエルドラントは特攻する推進力を得るために記憶粒子を逆噴射した。おそらく地核のタルタロスは完全に破壊されたでしょうね」
ズガン!
「・・・くっ!エルドラントが落下しても対空砲火は生きているようです」
「・・・いえ、待ってください。エルドラントの左翼・・・と言っていいのか、とにかく左の対空砲火が死んでいます!」
「了解!そこに着陸します!」
ノエルは勢いを殺さずに安全地帯に着陸する。・・・そして・・・
「あれ、アストンさんのアルビオールだろ!?」
「そう言えば三号機はアッシュが乗り回していたな」
大破したアルビオールの中からギンジさんが歩いてくる。
「お兄さん!?あの対空砲火を潜り抜けたの!」
ノエルがギンジに駆け寄る。
「危険だが、そうするよりなかった。迎撃装置の死角から飛び込んでアルビオールの船体をぶつけたんだ」
「無茶をする・・・」
ギンジはノエルに任せ、俺達は内部に入る。
ダン!
「来たか・・・」
「ローレライの鍵、渡してもらおう」
やっぱりジゼルか・・・
「みんな、下がってくれ」
「咲さん・・・」
俺は空間からベルヴェルクを取り出す。
『咲さん・・・』
「悪いな。今
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