第12話 =決着=
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「…うん、私もピナとあってみたい」
「…シリカちゃんがいいのなら…私も賛成よ」
先ほどの告白からシリカの意見がわからないのでよそよそしくなっている俺たち。
「あ、あと…さっきはありがとうございます!
さっき囮って言ったけど私はきにしてませんから!ピナを生き返らせれるのもリクヤさんたちのおかげですし!」
「そっか。ありがとな、シリカ。」
俺は無意識にシリカの頭に手を載せてなでていた。
顔を赤らめていたのは気のせいだろう。サチたちはその言葉をきいて少しだけど涙目になっていた。
「グスッ…さて、はやくピナを生き返らせよ!」
「えぇ…そうね!シリカちゃん、心アイテムに花のしずくを振りかけてあげて」
「はい!」
シリカはそういいストレージからまずピナの心を机に置きプネウマの花を取り出しこの中のしずくをかけた。
すると、しずくが一滴当たった瞬間心が光だした。その光はどんどん大きくなり竜の形に変わってゆく。そしてその光が晴れた場所には水色の竜がそこにはいた。
「キュル!」
「「「…やったぁ!!」」」
「おかえり…ピナ!」
シリカは生き返ったピナに抱きつき涙を流した。きっと今まで溜まっていたもの、そしてうれしさで涙が流れ出たのだろう。
3人で喜んでいたが、その光景を見て微笑ましくおれたちは静かになっていった。
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