第二十七話
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
「アハハハハハッ!! いいザマだねぇブ ルーッ!!」
ブルーの状況にカリンが笑う。
「くッ!!」
ブルーはファイヤーの炎の尻尾に掴まり、落とされないように踏ん張る。
「サッサと落ちなッ!! ブラッキー、”ねんりき”ッ!!」
「ッ!? きゃあァァァァァーーーッ!!!」
ブラッキーの”ねんりき”でブルーは思わず手を離してしまった。
「「ブルーッ!?」」
レッドとグリーンが叫ぶ。
「ピジョットッ!!」
「ピジョーーーッ!!」
俺の叫びにピジョットは最大速度で森に落ちていくブルーに向かう。
「よっとォッ!!」
何とかブルーを掴まえた。
「あ、ありがとうショウ」
「なに、気にするな」
「大丈夫かブルーッ!!」
レッド達が来た。
「後僅かでもルギアとホウオウとの距離を詰められたらサンダーの”かみなり”やフリーザーの”ふぶき”が有効なんだが……」
「あぁ。その僅かが詰められないッ!!」
ルギアとホウオウからのエネルギー光線を避ける。
「伝説と呼ばれるあの二匹は本来ならトレーナーにつくことのない存在だ」
グリーンが言う。
ゲームではゲット出来たけどな。
てことはゲームの主人公はチートなんか?
「それが此処まで敵の支配下に置かれているということは……逆にその呪縛から解き放ってやる事が先決だッ!!」
「確かにそうやけどさグリーン。どうやってするんや?」
「……………」
俺の問い掛けにグリーンは何も言わない。
「な、何だあれはッ!?」
急にレッドがヒワダタウンがある方向を指差した。
すると、ヒワダタウンから大量のポケモン達がやって来て、ルギアとホウオウにくっつき始めた。
「何かを感じるッ!!」
「まるで……凍てついた心を解かすよう な……」
「……温かな……力だ……」
レッド達がそう呟いた。
………ゴメン。俺は全く感じないんやけ ど……(核爆)
あれか? 選ばれたトレーナーにしか感じないんやろか?
そしてルギアとホウオウが暴れるのを止めて地上に降りた。
ルギアとホウオウは大量のポケモン達を見て、頷いてから再び空高く舞い上がった。
「……二匹が天に帰っていくな……」
「えぇ、悪しき呪縛から解き放たれたのね」
俺の言葉にブルーが頷く。
「あぁ。沢山のポケモン達の想いが悪に勝ったんだッ!!」
「確かにな」
レッドの言葉にグリーンが頷く。
「それにあの祠に俺達を近づけまいとしていた敵の思惑は消えた」
「ブルー、フリーザーとサンダー、それに上空にいるフ
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ