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妖精の義兄妹の絆
超空中戦!!
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させるようだ。
「ナツーー!!!!」
「くっ、そぉおおォオォォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。」
「!」

ビリビリビリ

「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。」
ナツはニルヴァーナ全体に響く大声をあげた。それはまるで竜が激昂したかのように荒々しく響いた。

ビリビリビリビリ

その雄叫びはまさしく竜の激昂だった。




「何だ、この音は!?」
「怪獣!!?」
「ムォ!!!」





「ナツさん!?」
「なんつーバカでかい声だしてんだ!!!」
「うるさいわね…。」
「ですね。」





「耳があぁあぁぁぁ、ぎゃあああああ。」
コブラは他の者よりも耳が良いためナツの雄叫びで大ダメージを受けてしまった。
「アァア、ア…。」
コブラはそのままニルヴァーナへと落ちていった。
「あ?」

ズドォン

コブラは気を失い、ハッピーはナツを再び抱えた。
「すごい叫びだったね。」
「お…おう。み、耳が良すぎるのも考えモンだな。作戦どーり!!わははははは…。」
「偶然のくせに。」
これにより六魔将軍の一人を倒したナツだった。
「バカな…、叫びだけでコブラを倒したというのか。何者なのだ、あの男は…。」
王の間で見ていたブレインはナツの力に驚愕したのだった。










「ったく、やっと静まったな。」
「すごかったね。」
タクヤとウェンディはナツの叫びに驚いていた。
「それよりこれが私たちのギルドを目指しているのをみんなに伝えないと!!!」
「とにかくここにいても埒があかないわ!!!行きましょ!!!」
エマとシャルルはタクヤとウェンディに行動を促した。
「あぁ。」
「うん!!」
そうして、四人はみんなを探すため行動を開始した。
「ぐっ…。」
タクヤは一瞬よろけてキズを押さえている。
「どうしたの?お兄ちゃん。」
「いや、なんでもねぇよ!!行こう。」
「う、うん。」
タクヤはウェンディたちに心配かけまいと平然を装った。
「…。」
ただ一人、それを見破った者がいたのはタクヤは知らない。



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