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妖精の義兄妹の絆
超空中戦!!
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その瞬間、
「火竜の翼撃!!!!」

ブゴォ

コブラが全てを言い終わる前にナツが攻撃を仕掛けるが、それを素早くかわした。
「てめぇの動きは聴こえてる。」
「くそォ〜。」
「しかし、オレの毒をくらってまだこれほど動けるとは、旧世代の滅竜魔導士にしてはやるじゃねーか。」
「旧世代だァ?」
ナツはコブラの言葉に引っ掛かった。
「オレは自らの体内に竜の魔水晶“ラクリマ”を埋め込む事によって、竜殺しの力を手に入れた新世代の滅竜魔導士。」
なんと、コブラの滅竜魔法は竜の魔水晶を埋め込むで使える魔法だった。
「ラクサスと同じだ!!!こいつ…本物の滅竜魔導士じゃないよ!!」
「本物?元々、竜のみが修得しているていう滅竜魔法を人間が修得する術はねぇ。
オレから言わせればてめぇの方があやしいぜ。この世界に竜なんていねぇんだからな。」
コブラは鼻で笑いそう言った。
「イグニールはいるっての!!!!」
ナツは自分の親であるイグニールをバカにされ、コブラに怒鳴る。
「いねぇよ!!!!竜は絶滅したんだァ!!!!









毒竜双牙!!!!」

ズギャ

「ぐああああっ!!!!」
コブラは両拳に毒を纏いナツを切り裂く。
「か、体が…動かねぇ!!!!」
「毒が全身にまわったんだ。そのまま死ねぇ。」
「ナツーー!!!」
ハッピーも毒が全身にまわり踏ん張ることができない。
「ぐぎぎ、うぎ…。」
それでもハッピーは必死に踏ん張ろうと力をいれる。
「ハッピー、オレを落とせ!!!」
「え?」
「!」
ナツはハッピーにそう言った。当然これもコブラは聴いている。
「何…言ってんの、ナツ…。さっき、体…動かない…って…。」
「だからこそ、これで決める。」
「何するつもりなの!?」
ハッピーはナツが何を考えているかわからなかった。
(「「フルパワーの火竜の咆哮」!?バカめ!!てめぇの考えは聴こえているぜ。」)
コブラはナツの心の声を聴き取り、策をこうじる。
「ハッピー!!!今だ!!!!」
「あい!!!」
ハッピーは最後までナツの考えがわからなかったが、ナツを信じ手を離した。
(「無心で攻撃される方がやっかいだった。」)
コブラは自身の勝利を確信した。
「終わったな。」

ギュウゥゥゥン

ナツはコブラ目掛けてものすごいスピードで落ちてきた。
「火竜の、」
(「無駄だ!!!!聴こえてるぜっ!!!!狙いは“拡散”。どこに避けても当てる気か。」 )
ナツとコブラの距離が次第に縮まっていくが、先手をとったのはコブラだった。
「だが、後頭部までは届かねぇ!!!!」
コブラは素早くナツの後頭部に移動した。
「その頭砕いてやる。」
コブラはナツの頭を固定した。このまま地面に激突
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