暁 〜小説投稿サイト〜
妖精の義兄妹の絆
超空中戦!!
[5/7]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
気でいくぜ。」
「こいつ…まさか、滅竜魔導士!!!?」
「かーーっ!!!!」
コブラが雄叫びをあげながらナツに接近してくる。

ギュゥン シャァ シャッ

「うおっ。」
ナツはコブラの攻撃をすかさず避けたが、コブラは笑みを浮かべていた。

ドゴッ

「ぐほっ。」
コブラは攻撃がかわされた振りをしてナツを油断させた。息つく暇もなくナツを蹴りあげる。

ジュウウウゥ

「ぐあああ。」
ナツの蹴られた箇所は毒々しい煙があがった。
「毒竜の一撃は全てを腐敗させ滅ぼす。」

ガキィ

そう言ってもう一撃ナツに攻撃をするが、ナツはそれをガードする。

ブオッ シャア ばっ

今度はナツが攻撃を仕掛けるが、やはり、コブラはナツの心の声が聴こえるため全てをかわされてしまう。

ガッ

「ぐっ。」

ザキッ

「ぐおっ。」

バコッ

「うあっ。」
コブラは攻撃を止めることなくナツにダメージを与え続ける。
「キュベリオス!!」
コブラはキュベリオスの名を叫び、キュベリオスに指示を出す。

シャアア

キュベリオスは体内から毒の霧を大量に吐き出した。
「毒の霧だ!!」
「うおおっ。お?」
てっきり毒の霧を自分たちにあびせるのかと思っていると、

スゥゥゥゥゥ…

コブラはキュベリオスの毒の霧を吸い込みだし、食べ始めた。

どぐどぐ どぐどぐ

「ど、毒を食べてるの…かなぁ。」
「か、体に悪そうだな」
毒をすべて平らげたコブラの体力と魔力は回復した。
滅竜魔導士は自分と同じ属性を食べることでパワーアップしたり、体力と魔力を回復することができる。
「プハァ毒竜の…、」
「ブレス!!?」
「マズイ!!!」
ナツたちがかわそうと考えていたときにはもう手遅れだった。
「咆哮!!!!」

ドゴォォオォン

「ぐあぁあぁぁあ。」
「うわぁぁあぁぁ。」

ズガガガガガガ

ナツたちはコブラのブレスが直撃し吹き飛ばされた。
「く…。」

がくんっ

「!!!」
突然ハッピーの力が抜けたがなんとか落下するのを堪えた。
「どうした、ハッピー!!!」
ハッピーの顔色が悪い。力も徐々に抜けていき飛行状態が不安定になっている。
「しっかりしろって!!!オイ!!」
「オイラ…なんだか…体がうまく動かなくて…。」
「気にすんなっ!!!オレもだから!!」
「気にしよーよ、そこは!!」
ハッピーがヘロヘロになりながらもナツにつっこんだ。
「毒竜のブレスはウイルスを体に染みこませる。そして、徐々に体の自由とその命を奪う。」
「うぐぐ、くうぅ…。」
「このブレスをくらった瞬間、てめぇらの敗北は決まって…、!!!」

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ