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妖精の義兄妹の絆
超空中戦!!
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えてるぜ!!」

ゴギャッ

「んがっ。」
ナツは背後から現れたコブラに逆に不意討ちを食らってしまった。
破壊された壁のすぐ横にキュベリオスが隠れていた。
コブラとキュベリオスは二手に別れ、キュベリオスは壁を壊すだけでナツたちの前には現れなかったのだ。
ナツとハッピーは動きが読まれ完全に手詰まりの状態だった。











一方その頃、グレイとルーシィは、
「なんだ、ここは?」
「街みたいね。」
グレイとルーシィはニルヴァーナの脚から古代都市に入れる道を探しだし、たどり着いた。
「その通りデスネ。」
「!!」
「幻想都市ニルヴァーナ。」
背後から誰かの声がした。二人もその方へと顔を向けた。
「そなたたちもここにいたとは心強い。」
「リオンんとこのオッサン。」
「…と六魔将軍!!?えぇ!!!?」
そう、そこにはジュラと六魔将軍のホットアイがいた。本来、敵であるホットアイに対し少なからずの敵意を向けた。
それを察したジュラは二人に補足した。
「案ずるな、彼は味方になった。」
「世の中愛デスネ。」
「うそぉ!!?」
「あのオッサン悟りの魔法でも使えんのか!!?」
二人は驚いた。気のせいかジュラの頭が光ったように見えた。
「ここはかつて古代人ニルビット族が住んでいた都市デス。
今からおよそ400年前、世界中でたくさんの戦争がありました。中立を守っていたニルビット族はそんな世界を嘆き、
世界のバランスをとる為の魔法を作り出したのデス。光と闇をも入れ替える超魔法。
その魔法は平和の国、ニルヴァーナの名が付けられましたデスネ。」
ホットアイの長い説明を聞き終えた三人は各々の感想を口に出す。
「皮肉なモンだな…。平和の名をもつニルヴァーナが今、邪悪な目的の為に使われようとしてるなんてよォ。」
「でも、最初から“光を闇に”する要素をつけなきゃいい魔法だったのにね。」
「仕方あるまい…。古代人もそこまでは計算していなかったのかもしれん。
強い魔法には強い副作用があるものだしな。」
「とにかく、これが動いてしまった事は大変な事デス。一刻も早く止めねばなりませんデスネ。」
ホットアイがそう言うと、
「当たり前だ。」
「うん!!」
グレイとルーシィは気合いを入れて返事した。
「ブレインは中央の“王の間”からこの都市を動かしているのでしょう。
その間、ブレインは魔法を使えません。たたくチャンスデス。」
ホットアイがブレインがいるであろう王の間を指差しそう言った。
「動かすってどこかに向かってんのか?」
グレイがホットアイに質問した。
「おそらくは…。しかし、私は目的地を知りませんデス。」
「そうさ。父上の考えはボクしか知らない。」
「!!!」
どこかから声がし
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