第3話 アオイの過去
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は、時々当時の事故を悪夢で思い出すように見ていた。
「何だったの・・・最後のあれは・・・」
しかし、決まって相棒を失って悲鳴を上げるところで悪夢は終わるのだが
今回は、死んだセイバータイガーが生き返り
少年の声で喋り、自分に襲い掛かってきた。
「今までこんなことはなかったのに・・・何かの暗示・・・?」
一体、何故最後の部分が継ぎ足されたのか
考えていたが、何も思い当たることはなかった。
「少佐と話していたからああなったのかな・・・?考えにくいけど、そうだと思ってないとやってられないわね。」
そう自分の中で納得させていると、日が昇り夜が明ける
「さっさと出発するか・・・レアヘルツの谷を迂回して、帝国軍の包囲網を抜け出さないといけないし。」
一度だけでも共和国軍に協力してしまったため帝国に追われる身となったのだ。
一つの場所に長居はできない
だから、帝国が活動を再開しない内に帝国の勢力圏内を脱出しようというのだ。
「行こう、ゼロ。」
アオイがそう語りかけると、ライガーゼロは咆え荒野を駆け出した。
その先で待っているのは、悪夢かそれとも・・・
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