第五章
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れのキャンバスへ戻った。
二人は今それまでとは全く別の、新たな幸せの色を描こうとしていた。キャンバスにそれまでとは違う色が描かれていく。それが二人の答えであった。見つけ出した答えであった。
「あっ」
「色、変えたのか」
「うん、ちょっとね」
「これが私達の答えだから」
部の仲間達に笑顔でそう返す。
「答え!?」
「そうだよ」
「それがね」
「何かよくわからないな」
事情を知らない彼等は首を傾げさせた。だが先生は違っていた。そんな二人の絵を見てにこやかに笑っているのであった。別の幸せの色を見て。
幸せの色 完
2006・9・18
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