第十三話 Electromagnetic Power Plant
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達そうとした瞬間、バスター内部でエネルギーが四散した。
エックス「(バスターにリミッターが取り付けられているのか…?)」
確かにあれ以上の出力を出したら下手な場所では大惨事になるだろう。
次にバスターの通常弾を連続で撃ち、更に壁際へと追い詰める。
かつて同僚だったためにマンドリラーの弱点は知っている。
特にこの武器はこのような狭い場所で真価を発揮する。
エックス「ショットガンアイス!!」
バスターから極低温のアイスショットが放たれた。
マンドリラーは上に飛び上がって避けた。
しかしこの攻撃はそれでは終わらない。
アイスショットは壁に当たり、部屋の中で無数の礫をばらまいた。
そのいくつかは部屋の壁を凍結し、またいくつかがマンドリラーの身体に張り付き、徐々にマンドリラーの身体を凍結していく。
マンドリラー「ペンギーゴの技を…!!?」
戸惑うマンドリラーの身体をアイスショットの破片が侵食していく。
電気を武器とする彼の身体は極端な熱の変化に対応仕切れないのだ。
動きが鈍ったマンドリラーにエックスは再びショットガンアイスを至近距離でマンドリラーに撃ち込んだ。
そしてあっという間にマンドリラーは氷の彫像となって地に落ちた。
エックス「終わったか?」
エックスは氷に閉じ込められたマンドリラーに近づこうとしたが、マンドリラーを閉じ込めた氷に罅が入るのを見てバスターをチャージさせた。
マンドリラー「ぶるぅあぁぁぁぁぁ!!」
吼えながらマンドリラーは自力で氷を破壊して起き上がった。
今のでかなりのダメージを受けたはずだ。
流石は特A級だ。
マンドリラーがエックスに殴り掛かるが、ダメージにより速度が低下している。
マンドリラーの拳を跳躍してかわし、バスターを向ける。
エックス「これで終わりだマンドリラー!!スパイラルチャージショット!!」
現時点の最大出力のスパイラルチャージショットを放ち、マンドリラーの動力炉をぶち抜いた。
動力炉をぶち抜かれたマンドリラーは俯せに倒れて、機能を停止させた。
エックス「……何とか倒せたか…」
エックスはマンドリラーのDNAデータを回収すると簡易転送装置でハンターベースへ帰還する。
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