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【遊戯王GX二次小説】最弱最強!?漆黒のデュエリスト
第1期
序章
TURN5 生徒じゃありません。(後編)
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、ひょっとして俺に一目惚れか? とか言わないの?」
アニメだとそれで、明日香ちゃんと打ち解けるはずなんだけど
あえて十代の声真似でそう聞いたらポカンとされた。
なんか、すごく恥ずかしいんですが、死語だけどKYみたいな雰囲気になってるし
「いや、確かに親切だなとは思うけど・・・・・・」
俺が落ち込んだと思ったのか、困ったように答える十代。
「いくら、アニキでもそんなありえないこと言わないッスよ。ねぇ、アニキ」
翔もフォローするかのようなことを言って軽く正反対で余計落ち込むんですが
「ってか、・・・・・・」
あまりにもフォローが露骨すぎて逆に俺の中で何かがぷツンと
「お前らそれでも男かー!!」
「うおっ!?」・「うわっ?!」・「どうしたの?さん!?」
「人の好みに口出しはしたくないけどな、明日香ちゃんみたいな美人さんを見かけたら口説くのは常識だろう!!」
今思い出すと、そんな常識チャラ男にしかありません。
ってか、チャラ男にもないか
「ましてや、同じデュエリストなんだから、どうですか1デュエルくらいの口説き文句がなくてどうする!!」
支離滅裂だと自分でも思うのだが、このままだと明日香ちゃんの灯台下イベントが起きない気がして、っというか、明日香ちゃんの貴重な恋愛フラグが十代→面白い子
で終わりそうで焦ったって方が正しいかも
「・・・・・・」
ようやく吐き出し終わって、十代たちが呆気にとられる中、もう穴があったら入りたくらい恥ずかしくなって、
「先に寮に戻ってる。」
そう言い残して、逃げるようにその場をあとにした。

その後、俺の言った言葉をどう受け取ったのかはわからないが、明日香ちゃんから
【あの子面白いわね】
とメールが来た。
あの子とは多分、いや間違いなく十代のことだろう。
しかし、その後すぐ歓迎会が始まってしまった為、一体あのあと何が起こったのかは分からず終いだ。
あ、ちなみの歓迎会は俺もレッド寮のに参加してます。
まぁ、住んでるのがレッド寮だからね。

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