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【遊戯王GX二次小説】最弱最強!?漆黒のデュエリスト
第1期
序章
TURN5 生徒じゃありません。(前編)
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話したとき、条件を出したって言っただろう?
その条件ってのが、オシリスレッドにして欲しいっていうのだったんだ。
なんでかって?
確かに、ブルー寮の方が綺麗だし、食事とか待遇もいいんだけど、あそこって上品すぎるんだよな
俺的にはイエローがちょうどいい感じなんだが、知っての通り自他共に認める最弱の腕前なので、イエローには行けない。ってな訳でレッドを選んだって訳さ
アカデミアには他にも今は廃墟と化してるけど、旧ブルー寮ってのがあったんだけど、今言ったように、廃墟だからとてもじゃないけど、寝泊りできる感じじゃないしな。
「お、?。お前はどこの寮だ?」
通りがかりに十代から声をかけられた。
「オシリスレッドだよ」
「お? オレや翔と一緒だな。2番はラーイエローらしいぜ」・「え、でも制服の色が違うし、ここの生徒じゃないんだよね?」
「確かにそうだな。」
「って、うわっ!? 三沢っち居たの!?」
「最初から居たよ!! それで、キミは黒い制服だが、どうしてレッド寮なんだ?」
「社長・・・・・・ここのオーナーの海馬瀬人にお願いしたんだよ。知り合いだからね」
「し、しかし、キミのような可憐な女性が・・・・・・」
「あーはいはい、もうその下りいいから。こっちにも色々事情があるんだよ」
「ふーん。大変なんだな」・「・・・・・・(しょぼーん)」
しょぼーんとしている三沢っちは放っておいて、
「じゃあ、俺は先に寮に戻ってるから」
「あ、なぁ、せっかくだし、一緒に行こうぜ」
「別にいけど」
三沢っちは一人だけイエローなので、羨ましそうな表情で俺たちのことを見ていた。
それから、レッド寮に着いた訳だが
「なんか、ここだけ酷くないッスか?」
「まぁ、言っちゃえば最下層だからなぁ」
俺は苦笑混じりにそう告げる。
が、元々気弱な翔には死刑宣告みたいなもんだったかもしれない。
「ま、まぁ。とある人物が活躍してくれれば実力主義のアカデミアも変わるって」
そのとある人物とはもちろん十代のことである。
「そ、そうなんだ」
なんとか、翔は気を持ち直してくれたみたいだ。
あとは、十代のポジティブな発想に任せよう。
他力本願?
ネガティブな奴を励ますのは大変なんだぞ?
俺自身現実に居た時、ネガティブだったからわかるんだ。
結局信頼できる人から励まされない限り、他人から何を言われても信用できないってさ。
だから、翔にとっての心のアニキらしい十代から励ました方が効果があると思う。
「俺は、結構好きだけどなここ。眺めもいいしさ」
「俺も、貧乏暮らしが長かったから、これくらいが落ち着く」
もちろんこっちに来てからの話ではなく、現実世界にいた時の話だ
イエローの方がちょうどいいと言ったが、実際、俺的イメージはブルーが金持ち、イエローがちょっ
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