第一章
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残る顔をしていて口が波型になっている。目は少し垂れていて黒髪を少し伸ばしている。背はもう一方程ではないがやはり結構高いものがある。
その二人がゴリラ達に餌をやっていた。ゴリラ達は静かに二人の側に来て餌を食べる。何か凶暴なところは何一つとしてなかった。
「ねえ剛史さん」
「何だ?」
黒髪の若者がゴリラを見ながらもう一方に声をかけてきた。二人は今そのゴリラのいる舎にいるのだった。
「俺最初はゴリラって怖いって思ってたんですよ」
「顔がそれだからか?」
「ええ、それで」
こうその剛史と呼んだ若者に答えるのだった。
「けれどそれって違うんですね」
「何だ淳」
剛史の方も彼の名前を呼んで言うのだった。
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