第十二章 妖精達の休日
第一話 言動には注意しましょう
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応同意を得ようと思ってな。ま、その時になったら教えるから今は気にしなくていい」
?と首を傾げる隊員たちの様子を尻目に満足気に頷いた士郎は、ギーシュたちに背を向けて歩き出した。
「さて、これで抜き打ちの鍛錬は終了だ。そこの噴水で身体でも洗ってから授業に戻れ。遅れたら放課後の鍛錬の量を倍にするぞ」
「「「―――ちょっ」」」
背中を向けたまま、ひらひらと手を振りながらそう言うと、背後でギーシュたちが慌てて噴水に向かって駆け出す。ドタバタ言う慌ただしい様子に笑みを浮かべた士郎だったが、不意に真面目な顔になると眉根に皺を寄せた。
「……取り越し苦労で終わればいいんだが、な」
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