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東方変形葉
変化と不変の入り乱れ
東方変形葉22話「遠い未来までは読み通せない」
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?でも早苗ってそこそこ強かったよね?あんな程度の妖怪吹っ飛ばせるんじゃないの?」
「それが、服が乱れたのを直しているときに襲われたんです。」
ああ、セクハラ妖怪だったのか。まあそんなつもりはないかもしれないが。
「ぜひ、私に妖怪退治のやり方を教えてください!」
「・・・敵を適当にぶっ倒すだけだけど。あ、今のは洒落じゃないからな?敵を適当にって。」
「倒し方を教えてください!私では力不足で・・・。」
「スルーかぁ・・・まあいいや。俺、能力に80パーセント頼ってるからなあ。やっぱり本職の霊夢に聞いた方がいいんじゃないか?ほら、スキマを作るから神社に行ってきたら?」
早苗はしばらく考え込んだが、納得したような顔をした。
「そうですね。裕海さんに教えてもらえないのは残念ですが、霊夢さんにも教わりたいのでそうさせていただきます。あ、気が向いたら妖怪の倒し方を教えてくださいね。ではこれで。」
神社へとつながるスキマの中へ入って行った。さて、ようやく寝れると思ったら、視界にある光景が飛び込んできた。
「えっえっ・・・おかあさーん・・・、おとうさーん・・・」
『きひゃゃゃゃ、うまそうだあ。』
妖怪に木に追いつめられて、今にも食われそうな状態の人間がいた。見たところ10にも満たない人の子だ。人と妖怪の中間点にスキマを作り、そこに移動し、子供を守る位置に体を出した。
『ナニモノダ!小僧も食ってやる。きひひひひひ。』
とりあえず挑発するか。
「ふん、貴様程度の汚れた妖怪が俺に敵うなど思うなよ。」
うん、あまり自分に合わないな。こんなこと言わないからなあ。
『なんだと!?これでも喰らえ!』
げんこつを振ってきた。だが甘い。ひょいっと避け、相手の懐に飛び込み、攻撃する。
「『クランベリーマジック』」
「っ!」
丸くて赤い物体が懐に飛んで行って、爆発した。まあ、この程度でやられるとは思ってないからもう一つ行くか。「『幻術〜電光石火の鳥〜』」
スキマを5個ほど作り、そこから高速弾が飛んでいく。爆発でダメージを受けたところに。
『ぎいいいいいいいいっきいいいいいいいっ』
妖怪って、なかなかすごい悲鳴を上げるよな。まあそれはどうでもいいや。さすがに弾幕だけとはいえ、同じところを攻撃されては痛いはずだ。あ、むちゃくちゃにげんこつを振るってきた。だがこの程度、簡単に読める。ひょいひょいかわし、隙をみてスペカを唱える。

幻覚「妖しき火に誘われた妖鳥」

渦をまいて高速弾が俺目掛けて飛んでくる。正確には、俺の周りにある青い火目掛けて。まあ、この青い火も幻覚だから第三者には分からない。
『がっ!?ぐふぅ!!がががががががががああああああぁぁぁぁっ!!』
ああ、連続で弾に当たってる。いくら妖怪でもさすがにあれだけ浴びれば痛いはずだ。あ、泡を吹
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