暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜朱の戦士〜
第十二話 Recon Base Ruins
[3/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
はHXアーマーもFXアーマーも性能を充分に活かせない。
自分を傷つけてしまう。
戦い方を選ばなければカメリーオを倒せるかもしれないが自分さえも破壊してしまう可能性が高いからだ。
ルインが素手で戦おうと決心した時。

『ルイン!!』

ハンターベースのオペレーターから通信が入った。

『ゼロが入手したアーマー解除プログラムを転送するわ!!』

ヘッドパーツのクリスタルが光り、プログラムが転送され、アーマーが新しく解除された。
直ぐさま新しいアーマーに切り換えた。
光が収まった時には紫を基調としたアーマーを身に纏い、仮面とマフラーを身につけたルインがいた。

カメリーオ「ににに…そいつがアーマーチェンジシステムか…」

油断なくルインを睨みつけ、再び電磁迷彩を使う。
ルインは姿を消したカメリーオを睨むと、このアーマーの能力であるレーダースコープを使う。
これを使えば例え電磁迷彩だろうと敵の位置を把握出来る。

ルイン「十字手裏剣!!」

一段階チャージで使用出来る十字手裏剣をアームパーツから出現させると投擲する。
十字手裏剣は孤を描いて狙った場所へ向かっていく。

カメリーオ「にっ!!?」

それは的確にカメリーオの舌を切り裂いた。

カメリーオ「て、てめえ…」

ルイン「……」

ルインは血走った目を向けるカメリーオに無言でアーマーの電磁迷彩を使い、景色と同化する。

カメリーオ「っ!!?」

電磁迷彩を使ったルインにカメリーオは驚愕する。
辺りを見回すが、カメリーオの電磁迷彩同様姿形も、熱源すらも探知出来ない。
新しいアーマーのフットパーツの能力、サイレントの恩恵で、物音すらしない。
高いステルス性能を持つ新アーマー、PXアーマーはカメリーオの能力を上回っていた。
四方八方からカメリーオに向けてクナイが降り注ぐ。

カメリーオ「にに…っ、死んでたまるかよ!!」

致命傷を避けながら離脱しようとするカメリーオを追い掛けようとするが、メカニロイドが妨害してくる。
ルインは舌打ちしながら、クナイを投擲する。





































カメリーオ「くそ!!俺としたことが…!!」

カメリーオは脱出用の隠し通路に飛び込み、地下の洞窟へ向かう。
このまま逃げて傭兵かブローカーでも始めるか…。
ここまで失敗したとなるとエックス達を倒しても粛清されかねないからだ。
そんなことを考えながら隠し通路から抜けた時だった。
後ろから両手両足を撃ち抜かれ、何が起こったか分からないまま尾も吹き飛ばされた。

VAVA「おいおい、あれだけでかい口を叩いておき
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ