第二話
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青髪で緑のメッシュが入っている女の子だ。
「任務?お前、何かしてんのか?」
「えっ!?あ、ああうん。でも大丈夫!私達だけでも出来る簡単な任務だから!」
しかしその顔から俺はわかった。この任務とやらを成功させる確率は非常に低いという事を。
「わかった。何か俺の力が必要だったら遠慮なく言えよな。力になるからよ」
「うん!またね!」
そう言って青髪の子と一緒にどこかに行くイリナ。
「……心配って顔をしているぞ」
「……わかりますか?」
「わかるさ。何年の付き合いだと思っている?行ってやれ、皆には私から説明しておく。どうせ、家に連れてくるんだろ?」
「ありがとうございます。それじゃよろしくお願いします」
俺はそう言って二人が向かった場所……先ほどまでいた駒王学園へと走る。
(レスティア、頼む。玄室に繋いでくれ)
(わかったわ。玄室に繋げばいいのね。でも、いいの?これから貴方は……)
レスティアは俺の事を心配してくれる。
俺が今からしようとしているのは自分で自分の平和を壊そうとしている事だ。
(幼なじみが頑張ってんだ。俺も頑張らないと、だろ!)
(……そうね、貴方はいつも一緒。誰かの為に頑張れる。わかったわ、必要なら呼びなさい。私と剣精霊さんはいつでも力を貸すから)
(…もちろです。私はイッセーの剣。イッセーの思うままに……)
ありがとうな。レスティア、エスト……!
俺は全速力で駒王学園に向かう。
そして学園内の森の中で何かと何かが戦っている感じがした。
そこには……先ほどのイリナ達と学園の先輩、リアス・グレモリー先輩がいた。
これは……どういう事だ?
イリナ達の持っている剣……かすかだが聖剣の波動を感じる……。
(感じるのも無理はありません。あれはエクスカリバー。しかし折れた聖剣ですが)
折れたか……って事は伝説の聖剣よりエストの方がすごいって事か。
(その通りです)
なんだろうな、エストが胸を張っている絵が容易に想像出来る……。
というか、今更ながら気づいたけど……イリナ達の戦闘服、あれ絶対におかしいだろ。
そう、あいつらの服装……それはピッチリとしたボンテ―ジっぽい体のラインが見えるくらいぴっちぴちの戦闘服だった。
まあ、そこにつっこむのはやめておくか。
そしてそんな事を考えていると神名が白と黒の夫婦剣のような物でイリナに斬りかかる。
イリナはそれらを弾くがしかし、そのすぐ後には同じ剣が神名の手に握られている。
(あいつの固有魔法か……?)
まあ、質はなさそうだが。
何度も何度も現れる剣のせいでイリナには疲労が見え始める。
そしてイリナの剣
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