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FAIRY TAIL 忘却の最期
第8話 呪歌と死神
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だよ!?」

ハッピーが指摘したが、ラストは余裕を崩さない。

「俺が戦闘用に改造した。普通に斬れるぞ」

「幻で怯ませて斬ろうってか!?」

「んなもん気にせず突っ込みゃ怖くもなんともねー!!」

鉄の森の魔導士達は怯まず剣を向けてきた。

「そう、このままだとただの剣だ。だが・・・DBと合わせれば強力な魔法剣になる!」

ラストのDBガンドレッドの甲からDBが現れ輝きだす。

「行け!」

獣の頭が敵に向かい噛みついてきた。普通なら何もないのだが

「痛−!!」

「ま、幻が噛みついてきやがった!?」

「何なんだこれ!?」

「DB“リアルモーメント”!幻を一瞬だけ現実へ変える!」

「幻を現実に!?」

「すごーい!」

(あれがマスターが言っていたラストの魔法・・・ダークブリングというものか)

エルザは心の中で呟いた。

「まだまだ行くぞ!」

獣剣から更に獣が次々と増えていく

「くそっ!!やらせるかよ!!」

敵が一斉にラストに向かってくるが、既に攻撃準備が整っていた。

「くらえ!百獣の牙!!」

ラストが剣を振り下ろすと、無数の獣が鉄の森の魔導士達に襲い掛かり噛みついた。

「ぎゃああああああああ!!!」

「さっすがラスト!!」

「あい!」

「なかなかやるものだな。」

エルザはラストの戦いに感心していた。しかし

「それでも、まだこんなにいるのか」

ルーシィとラストがある程度片付けたのだが、まだ鉄の森の戦力が衰えていない。

合流してきたのか、列車の中に隠れていたのか

「面倒だな、一掃する!」

エルザはそう言うと、魔法で自分の鎧を剥がしていく。

「おお!なんか鎧がはがれてく!」

「うひょー!!」

鉄の森の魔導士達は興奮しながら見惚れていた。

「エルザは武器だけじゃなく自分の能力を高める魔法の鎧も換装しながら戦うことができるんだ。それがエルザの魔法・・・・・・・・・


騎士(ザ・ナイト)!!」

エルザは羽を生やした銀色の鎧、天輪の鎧に換装する。

ルーシィと、何故か敵の鉄の森の魔導士達も大喜びで見惚れる。

「舞え、剣達よ!」

エルザの周囲に、円状に剣が並ぶ

「エルザ!?こいつまさか・・・!!」

循環の剣(サークルソード)!!」

円状に並んだ剣が群がった敵を一掃する。

「す、すごい・・・一撃でほとんど全滅!?」

「あい!」

「くそ、俺が相手じゃい!!」

ビアードがエルザに向かっていく

「間違いねぇ!こいつは妖精の尻尾最強の女魔導士!」

向かってくるビアードをエルザは軽く剣で薙ぎ払った。

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