第8話 呪歌と死神
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からだ」
本能を丸出しに下品な笑いを上げる鉄の森の魔導士達
「下劣な」
「可愛過ぎるのも困りものね」
「ルーシィの服を剥いでみろ、お前らの皮を一人残らず剥いでやる。」
「ルーシィ帰ってきて、ラストが変な事言ってるよ」
エルザは右手から剣を呼び出した。
「剣が出てきた!ラストと同じ!?」
「これ以上妖精の尻尾を侮辱してみろ。貴様らの明日は約束できんぞ!」
「珍しくもねえ!」
「こっちにも魔法剣士はぞろぞろいるぜ!」
「その鎧ひんむいてやるわぁ!!」
向かってくる鉄の森の魔法剣士を、エルザはたった一振りで薙ぎ払った。
「これでもくらえ!!」
数人が遠距離攻撃を仕掛けたが、エルザはそれを避けて槍を呼び出し敵を薙ぎ払う。
次は双剣を呼び出し近づく敵に攻撃した。
「今度は双剣!?」
「この女、なんて速さで換装してるんだ!?」
「すごいな・・・」
「エルザのすごいトコはここからだよ」
「え?」
「エルザ・・・?」
カラッカがエルザの名前を聞いて首を傾げる。
「よし、あたしだって」
「俺も、見ているだけというのは性に合わない。」
「え〜これからエルザの見せ場なのに!」
「開け、巨蟹宮の扉!キャンサー!!」
ルーシィは鍵を出し、キャンサーを召喚する。
「今回も戦闘か、エビ」
「ビシッと決めちゃって!」
「ふざけた髪型しやがって!!」
「たたんじまえ!!」
「エビ!!」
キャンサーは向かってくる敵の武器と髪を切り刻む。
「なんだこれ!?」
「俺の髪が!?」
「これじゃまるで・・・」
「フッ、カッパだな」
ラストが鼻で笑ってそう言うと、敵はショックで戦意を消失した。
「ひど〜い!!」
「ナイスカットエビ!」
「やるじゃないか」
「それほどでも〜!」
エルザに褒められルーシィは親指を立てて大喜びする。
「ヤッホーこれで好感度アップ!!」
「「それが狙いだったのか!?」」
ハッピーとラストがツッコミをする中
「しかし、語尾が気になるな。エビは有り得ん。せめてチョキとかにならんのか?」
「ダメ出し〜!?」
「エビ・・・チョキ・・・!?」
「自分を見失うなキャンサー!?」
痺れを切らした鉄の森の魔導士は
「くそー野郎を先に片付けろ!!」
「女は後回しだ!!」
ラスト目がけて突っ込んでくる。
「戦意を削ごうとしているようだが、俺も強いぞ?」
ラストは剣を構えると、周囲から獣の頭が出現し始める。
「何アレ!?」
「獣剣だ!でもあれ余興や演劇に使う剣
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