第8話 呪歌と死神
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「きゃあ!!」
しかし、それはラストが呼び出した長剣で切り裂かれた。
「ルーシィに危害は加えさせないぞ、枯れた鉄クズ共」
ラストはカゲヤマや鉄の森の魔導士達に鋭い目つきで睨み付ける。
「その声、やっぱりお前か」
ナツが乗り物酔いから完全に復活し立ち上がる。
「おーおーなんかいっぱいいるじゃねーか」
「敵よ敵!全部敵!」
「へっ、面白そうじゃねーか!」
「こっちは妖精の尻尾最強チームよ!覚悟しなさい!」
ルーシィが鉄の森相手に指を差し声を上げる
(それって、俺達は含まれてないと思うんだが・・・)
と、心の中で呟くラストだった。
「後は任せたぞ、俺は笛を吹きに行く。身の程知らずのハエ共に鉄の森の・・・闇の力を思い知らせてやれ」
エリゴールはそれだけ言うと駅の窓を割り何処かへ行った。
「「逃げた!?」」
「向こうで呪歌を吹くつもりか!?」
「ナツ、グレイ!二人で奴を追うんだ!」
「「む」」
「お前達二人が力を合わせれば死神エリゴールにだって負けるはずがない。」
ナツとグレイが向かい合い、なぜかメンチをきり始める。
「ここは私とルーシィ、ラストでなんとかする。」
「なんとかって・・・あんな数を女子二人とラストで?」
「骨が折れそうだな。」
「エリゴールは呪歌をこの駅で使うつもりだ、それだけは何としても阻止せねばならない。」
エルザの話を余所にナツとグレイは睨み続けている
「聞いているのか!!」
「「あいさー!!」」
エルザに怒鳴られ二人は仲良くエリゴールを追う。
「あ、逃げた!」
「エリゴールさんを追う気だ!」
「任せろ、このレイユール様が仕留めてくれる!」
「俺も行く!あの桜頭だけは許せねぇ!!」
レイユールとカゲヤマがナツとグレイの後を追う
「あらあらレイユールとカゲは好戦的だのう。」
「ウシシシシ、なら俺達は女の相手を」
「プーシャ、ルーガス!お前らもあいつらを追え!」
「何故だカラッカ」
「作戦のためだ、二人で片付けた方がいい。」
「ちっ、ちゃんと残しておけよ!」
カラッカに命令された、頭に目玉を生やした男“プーシャ”と機械の様な身体をした男“ルーガス”もカゲヤマ達同様にナツ達を追った。
「こいつらを片付けたら私達もすぐに追うぞ。」
「だがエルザ、4人もナツ達を追ったんだぞ。いいのか?」
「あれでやられるような奴等ではない」
「ウヒョー!女二人で何してくれるのかな〜?」
「殺すには惜しいぜ」
「さっさと男殺ってとっつかまえて売っちまおう」
「待て待て、先に妖精の脱衣ショーを見て
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