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FAIRY TAIL 友と恋の奇跡
第184話 新・妖精の尻尾
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姿を現した。

チャ「鳴り止まないこの大歓声!震える会場!もうこのギルドは、誰にも止められなーーーーーーーーーーっ!!」

銀河の旋律(ギャラクシーメロディー)が、海中の洞穴(マリーンケイヴ)が、蛇姫の鱗(ラミアスケイル)が、青い天馬(ブルーペガサス)が、幸福の花(ハピネスフラワー)が、月の涙(ムーンティア)が、四つ首の猟犬(クワトロケルベロス)が、白い柳(ホワイトウィロウ)が、気楽な禿鷹(イーズィーコンドル)が、新・妖精の尻尾(フェアリーテイル)に向かい打つ!!!

チャ「果たして、今年の大魔闘演舞、優勝するのはいったいどのギルドなのかっ!?」

ヤ「全く予想もつかないねぇ。」

ラ「ありがとうございます!ありがとうございます!」

銀河の旋律(ギャラクシーメロディー)のメンバーが、新・妖精の尻尾(フェアリーテイル)のメンバーに歩み寄る。コグレはナツに、ナナヨはリョウに視線を送ると、2人は不敵な笑みを浮かべた。

リョ「ルーシィとマヤの件は許した訳じゃねぇ。もうバレてんだ。お前等の仕業だろ?」

リョウの言葉にコグレとナナヨは更に口角を上げて不敵に微笑み、キースとカオリとレヴルは目を見開いた。

コ「安心しろ。アレは(天空)ナナヨ(大地)からのちょっとしたあいさつ代わりだ。でもまぁ、俺達(天地)の仕業だって見抜いた事には、褒めてやるぜ。」

ナナ「お互い、今日と明日を存分に楽しみましょう。もちろん、優勝するのは銀河の旋律(私達)ですけどね。」

不敵な笑みを崩す事無く、コグレとナナヨは立ち去って行った。キースとカオリとレヴルの3人は一度ナツ達を振り返ったが、すぐに視線を逸らしコグレとナナヨを追いかけて行った。
ナツは拳を固く握り締め、紅蓮の炎を纏い、決意を決めたかのように呟いた。

ナ「燃えてきたぞ。」
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