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妖精の義兄妹の絆
希望のギルド
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ェラールを崖から上げながらそう言ったのだ。
「何が終わるものか…見てみろ。」
エルザが向けている視線の先をジェラールは見る。
巨大な脚の上に何がいて、それは徐々に脚を登っていっている。












「うおおおお。」
その正体ははナツとグレイ、ルーシィだった。
「行け…妖精の尻尾。おまえたちになら止められる。」
地上ではシェリーを抱えるリオンがナツたちを見送る。
「シャルル!!!私たちもあそこに行こう!!!」
ウェンディとシャルルもニルヴァーナに向かって飛行した。
「つかまってくださいデス!!!」
「ウム!!!」
ホットアイとジュラも別の脚にしがみついてニルヴァーナに向かっていた。
「私たちは決してあきらめない。











希望は常に繋がっている。」
「これをつたって本体に殴り込みだー。」
「てか、おまえら何でペアルック?」
「知らないわよ!!!」
離れた所ではこんな話をしていたのだった。
「生きてこの先の未来を確かめろ。ジェラール。」











一方その時、タクヤとエマもニルヴァーナが完全に起動したことを知る。
「な、なんだよ。あのでかいのは!!!」
「すごい…。」
タクヤとエマはニルヴァーナの大きさにただ驚くことしか出来なかった。
「ニルヴァーナが完全に起動したようだな。おまえら光のギルドは今この時をもって消滅するのだ!!!」
虚ろな聖域のリーダーは笑いながらタクヤに言った。
「多分、みんなはニルヴァーナに向かっているはずです!!私たちも早く行かないと!!!」
「わかってる!!!いつまでもこいつらの相手をするつもりはねぇ。一気に沈めてやる!!!!」
タクヤは再び構える。しかし、相手もただでは通してはくれないハズだ。
「この人数を相手にどうやって沈めるんだァ?」
虚ろな聖域のリーダーを始め、構成員も身構える。
「うおぉらぁぁぁぁ!!!!」
タクヤが目の前の敵に向かって走った。
「水竜の柔拳!!!」
拳に水を纏い、敵を次々と薙ぎ倒していく。だが、それでもまだ半分以上も残っていた。
「サークルマジック“デザートホール”!!!!」

ザァァァァ

リーダーが魔法を唱えるとタクヤの足場が砂になり、タクヤの自由を奪った。
リーダーはにっと笑って見せたが、タクヤは冷静に対応した。
「水の魔導士に砂だって?全然意味ねぇよっ!!!」
タクヤは自分の足場に水を加え砂を固くした。これにより水分を吸った砂は脆くなり簡単に脱出した。
だが、それは相手にとって予想の範囲内、むしろ好都合な事だった。
「かかったな。」
「!!」
タクヤは脱出するため高く飛んでいた。それを計算に入れていたリーダー
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