番外15話『激情晩その後』
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思えた。
「うし、行くか」
「ええ……あんまり遅くなるとまたサンジ君に蹴られちゃう」
「……それは嫌だな」
笑いあって、二人で扉を開ける。
「――ってなんであんたらそこにいんのよ!」
「人の会話盗み聞きすんなっ!」
ほんとに、仲間ってのはいいもんだ。
こんな俺でも仲間と思ってくれる。
「っ」
ナミの手を握っていない方の拳に力を込めて、また思う。
――強くなろう。
もっと胸を張って、みんなの仲間でいられるように。
いつも通りの夕食。いや、いつも以上に豪華な夕食。
それが、いつも以上に楽しかった。
ハントとルフィが目覚めたその日の晩、彼らはカルーを除いた超カルガモ隊にまたがり、ハントに関してはペルの背に乗せてもらって王宮を出た。
海賊としての彼らがこの国にいる理由はもうない。
そう、彼らは国を出る。
そこにビビの姿はない。
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