暁 〜小説投稿サイト〜
Le monde br?l?.
はじまりの物語
Point de l'attaque de tourner.
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で何をしていた?」
「それが全く分からないんです...」
「違う、敵地で何をしていたと聞いている。」
「敵地...あっ...カジミール...アルノワ・カジミール伍長は!」
「彼は帰って来なかった。」
「そんなっ...そんな...」
「そうか...彼と君は友達か...」
「友達なんてものじゃありません...彼とはしんゆ..」
「黙れ。」
「えっ...」
「ここは戦場だ。人などいくらでも死ぬ。」
「....」
「それくらいで一々覚醒していたら人類が滅ぶぞ!」
「覚醒...?」
「君は...そうか、君は...自分の事が分からないのか...」
「...?」
「いや、気にするな。」
「僕は...」
「司令!」
スピーカーから声がする。
「私は君に何も教えることはない。ただこれだけは覚えておけ。


――人は、いつか死ぬ。――


それだけだ。」
「当たり前のことじゃないですか...」
「ただ、それに該当するのは人だけではないかもしれない。しかし、それに該当しないものもいるかもしれない。」
「....」
「では、また。」
「ちょっ...」
そこで扉は閉じられた。
「該当しないもの...死なないもの...?」
考えれば考える程訳がわからなくなる。ユーラが束縛から解かれ、自由行動を許可されたのはそれから6日後のことだった。
その後、彼は第5小隊から外され、別の部隊への配属が決まった。
研究部隊。
何かよく分からない響きだが、前線でデータを取るのと新兵器の開発が目的らしい。研究所に入ったときは、詳細の分からないものばかりだった。


ある日施設内をうろついていると、突然目の前の男がユーラを見つけるなり驚いた様子でこちらを見て。
「こっ...こいつっ...こいつってあのっ...」
そう言って50ほどの男は退いた。
「おいっ!どうした!」
「...?」
ユーラは訳も分からず、ただ呆然と立ち尽くしていた。
「聞いてないのか...今日からここ配属だ。」
「本当か...でもこいつは...ぐっ!?」
後ろから来た男が蹴りを入れた。
「悪いね、うるさい奴で。」
「は、はい...」
「俺はここの監督をしている者だ。まあ、ここには変わり者が多いが仲良くしてやってくれ。」
その男はにやっと笑ってどこかへ歩いていってしまった。自分は何をすればいいのか、全く分からないまま忙しそうな施設を眺めていた。
「何でこんなに忙しそうなんだろう...」
そう思ってよくよく見ていると、なにかの破片らしきものを運んでいるようだった。
「何だろう、あれ...」
大きな破片が運び込まれた部屋へ入ってみる。
「...?」
そこには小規模なクレーンなどがあった。そしてその部屋の中央には、飛行機らしきものがあっ
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