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ロックマンX〜朱の戦士〜
第九話 Abandoned Missile Base
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半身、下半身を凍結させた。

ルイン「っ!!?」

ペンギーゴ「これで終わりだなルイン。よくも今までチビだのペンギンもどきだのチビペンギンなんて言ってくれたな」

ルイン「ペンギーゴ…!!」

ペンギーゴ「これで終わりだクワ!!」

エックスに繰り出したのよりも遥かに速いスライディングタックル。
直撃を受ければ凍結している部分が間違いなく砕け散るだろう。

エックス「ルイン!!」

駆け寄ろうとするエックスだが、間に合わない。
ペンギーゴがルインに接触する瞬間。
ルインの身体から炎が上がり、アーマーの形状が変わったかと思うと、チャージされたナックルバスターの一撃。

メガトンクラッシュ。

FXアーマー時に使える技。
その威力はペンギーゴのスライディングタックルの勢いもプラスされ、ペンギーゴのボディの表面を破壊し、内部機関を露出させた。

ペンギーゴ「ア…ギギ…ル、ルイン…お前…何だその、能力は…」

自分の知るルインにそんな能力は無かったはずだ。

ルイン「アーマーチェンジシステム。私には状況に応じて属性を持つアーマーに切り換えてあらゆる局面に対応出来るんだ。とは言ってもこれはつい最近出来るようになったんだけどね」

ペンギーゴ「な、んだとお!!?」

一体どういう改造を施したのだ?
エックスとゼロもそうだが、ルインもブラックボックスがありすぎて、パワーアップパーツを作ることもままならないというのに。

エックス「うおおおお!!」

追撃のフルチャージショット。
今までのエックスなら戸惑ったかもしれない。
しかし今のエックスは迷いを振り切っている。
エックスのフルチャージショットが動力炉に直撃し、ペンギーゴは機能停止した。

エックス「すまないペンギーゴ…」

機能停止したペンギーゴにエックスは謝罪した。
返答はない。
エックスはペンギーゴのDNAデータを回収し、バスターの端子にDNAデータのデータを組み込んだ。
エックスのアーマーが水色に変わる。
ペンギーゴの特殊武器を得た証拠である。
ペンギーゴに占拠された施設を解放したエックスとルインは南極を後にし、ハンターベースへ帰還するのであった。
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