第九話 Abandoned Missile Base
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エックス「ペンギーゴ…何故こんな…」
ペンギーゴ「何故…か…きっとお前がそんな風だからだ。」
エックス「………」
ペンギーゴ「その顔さエックス…自分だけが何か分かったようなその顔クワ!!」
ルイン「ペンギーゴ…」
ペンギーゴの口から放たれたアイスショット。
エックスは1段階のチャージショットを放つが、それは弾かれる。
ルインが間に入り、ZXセイバーでアイスショットを砕く。
ルイン「(硬い…)」
アイスショットの硬度に驚きながら利き腕の右から左に持ち替える。
ペンギーゴ「喰らえ!!」
アイスショットをエックスとルインより少し上の壁に向けて放つ。
エックス「…?」
見当違いの方向に放たれたアイスショットにエックスが訝しむが、バスターをペンギーゴに向けた瞬間。
エックスの左肩が凍結した。
ルイン「エックス!!?」
エックス「なっ!!?」
何が起こったのか分からないエックスとルインは目を見開いた。
ペンギーゴ「ショットガンアイス…壁に当たると分裂して跳ね返るのさ…どうだ?早く何とかしないと左肩が使い物にならなくなるぞ?」
エックス「くっ!!」
エックスはファイアウェーブの出力を抑え、凍結した左肩に放つ。
凍結した左肩が瞬く間に正常に戻る。
ペンギーゴ「その技は…」
ルイン「ナウマンダーの技さ、エックスが倒した…」
ペンギーゴ「ナウマンダーを…」
ペンギーゴはエックスを見つめると高らかに笑いはじめる。
ペンギーゴ「クワックワックワッ!!あいつ死んだのか!!たかがB級に!!今まで大口叩いておいてエックス程度にやられるなんてなあ!!」
ルイン「…………」
そういえばペンギーゴとナウマンダーは仲がよくなかったな。
属性が正反対なのもあるが、小さい身体で任務がこなせるように思考回路は柔軟に作られているペンギーゴと何も考えずにパワーばかりを誇るナウマンダーとはソリが合わなかったのだろう。
ペンギーゴ「クワーーーーッ!!!!」
エックスに向けてスライディングタックル。
かつてのエックスなら避けられなかった一撃。
しかし、フットパーツの恩恵で機動力が格段に向上した今のエックスならかわすことが出来る。
ペンギーゴはスライディングから跳躍し、壁を蹴り上げ、エックス達と距離を取りながらアイスショットを放つ。
分裂弾かと警戒したルインだったが、壁が凍結しただけ。
ペンギーゴはエックスに向けて勢いよくスライディングタックルを喰らわせる。
エックス「ぐっ!!」
直撃を受けたエックスは勢いよく吹き飛ばされた。
ルイン「エックス!!」
エックスに注意が逸れたルインにアイスショットを数発。
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