プロローグ
[2/4]
[1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
おおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!」
この戦いをサーゼクス達は一切公表はしなかった。忘れ去られた戦争「世界終末の日」としてサーゼクス達、この戦いを戦い抜いた者達だけに伝えられた……。
この出会いから数年後……物語は再び回り始める……。
「ふわぁ……懐かしい夢だな……」
俺───兵藤一誠はベッドから起き上がり今朝見た夢を思い出す。
俺の手元には赤色の懐中時計が握られている。
「あの時は本当、俺の意志なんてなかったからな……まあ、今となっては皆、自由気ままに生きてるけど……」
『そうか?まあ、確かに昔の相棒は振り回される感じがあったからな。しかし今の相棒も昔の相棒も俺は好きだぞ?』
「ありがとうな、ドライグ」
ドライグにありがとうと言ってから俺は着替えて懐中時計をポケットに入れる。
俺はリビングに向かっていると、美味しそうな匂いが立ちこめていた。
リビングのドアを開けて台所を見てみると、予想通りの人物が立っていた。
プラチナブロンドの髪にエメラルドの様な瞳を持つ美少女と呼ばれるカテゴリに入るであろう女性だ。
もう一人は艶やかな黒髪に黄昏色の瞳をして闇色のドレスを着た少女だ。
「あ、イッセーさん。おはようございます」
「イッセー、おはよう。今日は早いのね」
「二人には負けるよ。いつもごめんな。リンスレット、レスティア」
「いいですわよ。好きでやってるんですしね」
「私もよ」
そう言って二人は調理を再開する。
俺はまず玄関まで向かい新聞を取り、ソファに座って新聞を読む。
というか……あいつらはまだ起きないのか?夜遅くまで何をやってたんだか……。
そんな事を考えていると
ドタドタドタッ!
と、階段を駆け下りる音が聞こえてきた。
「リンスレット!目覚ましが電池切れてるから起こしてって言ったでしょう!?」
そう叫びながら入ってきたのは炎の如き紅い髪とツーテールに紅玉のような瞳が特徴的な美少女だ。
「普通は自分の力で起きる物ですわよ?クレア」
「ぐぬぬ……!」
「クレア、怒りを抑えろ。他の奴等だってまだ起きてきてないんだからな」
「あら、そうだったの?あ、ホントだ」
どうやらリンスレットに怒りを伝える事に集中していたようで周りが見えていなかったらしい。
「ねぇ、イッセー。スカーレット見なかった?朝起きたらいなかっ
[1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ