2ー顔見せ(練習場所探し)
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一週間後、俺はエギルの約束通りダイシー・カフェにきていた。店の前に『close』と書いてあるがお構いなく。
「スーパークールサウンドボーイのスノードロップこと雪宮佳参上??」
とドアを壊す勢いで派手に店に入る。すると先客がいた。黒髪に黒づくめの少年がいて驚きの表情で俺を見ていた。
「スノー!」
「もしかしてキリト?…いや和人?」
「ああ、始めましてだな。佳。」
ひさしぶりにみる戦友は、2年間の影響が出ているのか痩せ気味だった。僕もだけど。そうすると店の奥からエギルが出てきた。
「おう!エギル!…それで何?何か用があったからわざわざ僕をよんだんだよな?」
「ああ。…いやそれはキリトが説明するってよ。」
そうエギルが言うとキリトは少しずつ話し始めた。
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「なるほどね…つまり今もまだ300人ほどのSAO生存者が目覚めず。しかもその中にアスナが含まれていて。しかもアスナが目覚めない内にその須郷さん?と結婚という話になってる訳か…」
「そういうことだ…」
カウンターで和人はジンジャーエール、俺はアイスティーを飲みながら話していた。
「んで?それだけじゃ八方塞がり。どうしようもないよ。」
「そっからは俺が話そう。」
今度はエギルが話し始めた。
「佳、お前《アルヴヘイム・オンライン》って知ってるか?」
《アルヴヘイム・オンライン》?たしか…
「えっと…たしかALfheim Online、通称はALO。SAO事件の1年後に《レクト》の子会社《レクト・プログレス》より発売されたVRMMORPG。
火妖精族サラマンダー、水妖精族ウンディーネ、風妖精族シルフ、土妖精族ノーム、闇妖精族インプ、影妖精族スプリガン、猫妖精族ケットシー、工匠妖精族レプラコーン、音楽妖精族プーカの9つの妖精族が、空を自在に飛ぶことができる高位種族・光妖精族アルフへと転生すべく、世界樹と呼ばれる巨大な樹木の頂点にあるとされる空中都市を目指すという内容で、種族間抗争が前面に打ち出されている。
通貨単位はユルドでゲームシステムはスキル制が採用され、レベルの概念は存在しない。ソードスキルが存在しなくて魔法があり。直接戦闘はプレイヤーの運動能力に大きく依存する。
また、他種族にはPK可能とかなりハードな仕様である。最大の特徴は時間制限はあるが自らの翅で自在に空を飛ぶことが可能。それを利用した戦闘も面白みの1つ…というゲームじゃ無かったっけ?」
「…知り過ぎ。やってるのか?」
「一般常識だよ〜気になる事は暗記する性格だから!」
「まあ、そこまで知ってるのなら話は早い。これを見てくれ。」
そうするとエギルはノートパソコンから写真を取り出し俺に見せ
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