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東方変形葉
変化と不変の入り乱れ
東方変形葉19話「Let's go 月面旅行 ぱ〜と2」
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海さん。たった20分で好かれるなんて。」



廊下を歩いていてふと思った。なぜ俺は風呂場の場所を聞かずに風呂へと向かったんだろうか。あ、あの人に聞こうか。あの着物を着た、ピンクの髪の人に。
「ねえ、風呂場ってどこ?」
「あっちよ〜。」
「あ、ありがとう・・・って幽々子じゃないか!」
「あら〜、ばれてたのね。」
「そのまんまの格好で来てばれたも何もないだろ。」
「はあ、はあ、幽々子様。もう少しペースを・・・ってなんで裕海さんがここにいるんですか!」
あれ?妖夢には知らされてないのか?まあ隠した方がよさそうだな。
「それより、そっちはどうだ?」
「う〜ん、なかなかないわね〜。」
「あと何日ぐらい気を引かせばいい?」
「う〜ん、まああと二日かしら。まあ好きな時に帰りなさい。」
「え?何の話ですか?何を話してるんですか!?」
「ああ、じゃあこっちもうまくやっておくから。じゃあな。」
すこしかわいそうだが、妖夢は置いておこう。
「ええ、こっちもまかせなさい。」
「何の話ですかー!」



風呂場広すぎるな。スッと入ってスッと上がった。
「ふう〜、いい湯だった。」
「じゃあ、そろそろ寝るわよ。」
「そうですね。寝ましょう。」
「は〜い!」
「ああ・・・ところで、布団が3つしかないんだが?」
「う〜ん、そうねえ。急な客だから用意してないのよ。じゃあレイセンと一緒に寝なさい。一番体小さいからスペースはあるだろうし。」
確かに大きめの布団だ。それなら別にいいか。
「そういうわけだから、いいか?レイセン。」
「はい!どうぞ!」
あっさりだな。まあ本人がいいならいいか。
「じゃあおやすみ。」
「おやすみなさい。」
「おやすみ。」
「おやすみなさい!」
元気いいな、レイセンは。朝はすっきり目覚めそうだ。






前言撤回。かなり時間が経っているから前言っていうのも変だが。レイセンが寝ぼけたのか俺の体に抱きついてきてるのだ。しかも手と足でしっかりと。頭もこっちに寄せている。なんか前にもあったな、こういうこと。まだ早いだろうから、寝よう。



「・・・裕海からはいい匂いが出てるのかしら。」
珍しく依姫より早く起きれたと思ったら、まさかこんな光景に遭遇するとは思わなかった。レイセンが思いっきり裕海の体に抱きついているわ。寝ぼけてやったのか故意でやったのか疑問に思うくらい。いいな〜、私も抱きつきたい。抱き心地がよさそうな体をしているせいかしら。よし、そういうことにして・・・ダイブ!



「うぅ〜ん・・・・・・ダイブするなぁ〜・・・ここは・・・」
いつもどおりに起きると、なんか裕海がうなされていた。なぜかお姉様とレイセンが裕海の体に抱きついているからだろうか。どうしてこう
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