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東方魔法録〜Witches fell in love with him.
35 解答〜This is the answer.
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た。そして人狼にとって邪魔なのにこのまま次の日に襲われていなかったら疑われるのはcoしたワールさんだ。
そこで人狼たちは自作自演をしたんだ」
「自演…自演?」
「わざとトウキさんがワールさんを襲って狩人にワールさんを守らせるという自演自演を」
「………!!」
こうすればワールさんの疑いも晴れて、しかも真占い師だと印象付けられる。後は信用を得たことを利用してやりたい放題好き放題。
「でも…そんなのって…。狩人があらかじめワールさんを守っていないと…。それに自作自演が失敗したら襲われていないと疑われてワールさんが人狼だとバレるじゃない…」
「守る確証があったからやったんだよ。一日目の時点で嘘か本当か別として、狩人は自称占い師を護衛していたんだ」
占い師が人狼を占うように、霊能者が死んだ霊で判断するように、狩人もまた人狼から襲われる人を守る。
占い師は人狼に襲われやすいから、嘘か本当かは別として一人しかいない占い師を狩人は絶対守る。もし、占い師が本当なら襲われたら議論で人狼を見つけるのは困難になる。それを見越してワールさんをトウキさんが襲った。
「博打じゃなくて計算通りの作戦ってわけだ。そして次の日、襲われたのは占い師だからという理由でワールさんはクレイ君に決定されたんだ」
ソンチョさんの代わりにクレイ君が議論の司会者みたいになることで、議論を人狼に有利にした。
その時、クレイ君は「夜の人狼は銃じゃ殺せないけど退けさせることは出来る」とも言った(29話)。今考えると、人狼の存在を知っていたからそんなことが言えたのだろう。
「そして決定的な二日目。レノさんを処刑してしまうことで事実上、ここで村人側は負けてしまったんだ」
「トウキさんが人狼であるなら、レノさんは本物の霊能者だったのね…」
人狼に対抗するための能力者を二人も失って、残る狩人は人狼を直接探ることは出来ない。これで村人側は詰んだわけだ。
「そして狩人が誰かは、解ったわ。アズさんね」
「そう。二日目に俺はワールさんの口をふさいだ。誰が狩人か人狼に知られないように。でも、無駄だったんだ。もう人狼に狩人の正体はとっくに知られていたから。そして二日目の夜にアズさんを襲って狩人を排除した」
ついてに、占い師が襲われないという不自然さも人狼が『占い師よりも狩人を狙った』とカモフラージュすることも出来た。
「そして三日目。俺が吸血鬼であるということに気が付いたのは偶然だったけど、ハッタリで築いた発言力と俺の影がないことでロクに議論もされずに俺は処刑された」
まあ、議論したところで俺の影がないことで処刑されるのは目に見えているけど。
「後は俺は見てないけど、概ね、それっぽい理由をつけてイケさんかキョウさんを人狼に仕立てあげて処刑。
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