第二章
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わね、夜の十二時にはリビングに入ったら駄目よ」
「ものが飛んできて危ないから」
「だからなのね」
「そう、その時には絶対にね」
リビングに入るなというのだ。
「わかったわね」
「うん、わかったよ」
「というか私達夜の十二時にはもう寝てるから」
「リビングには十二時には入らないよ」
「絶対にね」
子供達は笑顔で両親に約束した、こうしてだった。
一家は夜の十二時にはリビングに入らない様にしてこの家での生活をはじめた。このことだけに気をつけての生活は実に快適だった。
何も不自由はなかった、ただ。
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