30話
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はキャラ崩壊しすぎだろうと思わず思ってしまう。
「はいはい」
「聞いているのか!君はさっきからずっとそんな調子だがな、私はこれでも先輩なのだぞ!」
「へいへい」
「なんだその生返事は!」
「はーい」
「ちゃんと私の話をきk
???パァン!
その時、横からまた発砲音が鳴り響いた。
ぎょっとしてそっちを見てみると、先輩が自分のペルソナを召還していた。
「ほぇ〜。これが私のペルソナかぁ」
何、ぽぇ〜としてんだが。
「・・・私の話の邪魔をするなぁ!」
あぁ、もう五月蝿い。
「なるほど、中々に便利なペルソナじゃないか」
あれからまたしばらくしてやっと桐条先輩が落ち着いたため、今はさっき召還した先輩のペルソナの能力について話し合っていた。
「そうかな?彩君の役に立つかな?」
チラチラとこちらばかりを見てくる。
ちなみに真田先輩は、さっきから一人でシャドーボクシングをしている。
これだから脳筋は、とか思わず思ってしまう。
「名前はなんというんだ?」
「『エリス』って言うの」
エリス。
聞いたことない名前にしばし戸惑う俺。
まさか原作メンバー以外にペルソナを召還するやつがいるとは思わなかった。
『ペルソナ3』では大抵が神話に登場する神だった気がする。
『ペルソナ4』では日本の神が出ていたが、『ペルソナ3』にはほとんど見られなかったはずだ。
となると、『エリス』も外国系の神話だと思われる。
まぁ、だからと言って何かわかるわけではないのだが。
「それで便利な能力ってなんです?」
桐条先輩がさっき言ったことが若干気になり聞いてみた。
「うむ。どうやら彼女のペルソナは『通信機』としての能力があるらしい」
(ぇ・・・それって原作の山岸さんのポジションじゃね?)
思わずそう思ってしまった。
「どういうことですか?」
詳細を聞いてみることにしよう。
「彼女のペルソナと私のペルソナがいれば、十分とまでは行かないが、それなりちゃんとしたバックアップが行えそうなのだ」
先輩一人では無理なのだろうか。
「私が敵の居場所を察知し、彼女がそれを君達に伝える、ということが出来る」
つまり、
先輩+桐条先輩=山岸劣化版
ということか。
あんまり原作の時と変わってないな。
うん。先輩役に立ってない。
「なるほど」
「ウフフ、これで彩君の役に立てるね」
こちらに擦り寄ってくる先輩。
正直、予想外だ。
まさか先輩が補助的なことをするペルソナを持っているとは。
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