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魔法科高校の有能な劣等生
作戦会議を始めましょう。

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「それで棚橋牧人はどんな奴だった?」

達也は声のトーンを下げ話し掛ける。
それに俺もトーンを下げ答える。

「俺が調べた所、相当の優等生だな。
1年A組で前のテストの順位は30位とまあ、勉強出来て魔法も出来る奴って事は解った。」

「A組、ブルームと試合か」

「初戦からブルームと試合は付いてないよ。」

ガクンと背筋ダラーん
ついでにネクタイもダラーん

「零、ネクタイは余り下げるなよ。
先輩方の目も有る。」

流石が真面目、こういう事は五月蝿い。
まあ、確かに1年がネクタイをダラーんと下げていたら調子に乗ってると勘違いされるかもな、

「大丈夫、気にすんな
別に調子に乗ってる訳じゃないんだ。」

「一応、俺は風紀委員なんだが?」

「気にすんな、」

「いや、気にしてくれ。
俺が物凄く気になるから!」

声を上ゲ言う。
よく考えれば風紀委員と一緒にいる奴が校内でネクタイを下げればなんだが変な目で見られるのは当然
必然とも言える。
ここは確かにネクタイを元に戻した方が良いかな
俺は下げていたネクタイを上ゲ真面目くんモードに戻る。

「すまんな、お前は風紀委員なんだから
そういう所を注意するのは当たり前だよな。」

「い、いや、俺も声を上げて済まない。」

何故か謝る達也
え、ちょっと待って何でお前が謝る?
必要性は無いと思う、皆無だと俺は思うのだが?
俺は怒られる事をやっていた怒られるのは当然、指摘された場所は元に戻し謝るのも当然
それなのに達也は謝って来た何だか変な気分の上を行く変な気分



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