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ロックマンX〜朱の戦士〜
第六話 Central highway
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狙うつもりなのだろう?それは今回に関してはこのような事態に陥った場合ならば、寧ろ好ましいとさえ思っている。』

VAVA『なる程…いいだろう。しばらくはお前の掌の上で踊らされてやる。だが、覚えておけシグマ…お前も、エックス同様粉微塵にしてやる…』

シグマ『やはりお前もそうだ。お前もエックスやルイン達とは違う意味の“可能性”を秘めし者。見込んだ通りだ。』

VAVA『ふん…』

シグマ『上にお前の武装を用意してある。今まで以上に存分に働いてくれ。』

VAVA『ああ、精々励むさ』



































VAVA「…シグマ、お前がエックスに何を見出したかは知らんが、レプリロイドの可能性だとか未来だとか…そんな物は俺にとってどうでもいいことだ。俺はVAVA…最強のレプリロイドはシグマでもなければゼロでも、ルインでもない…この俺だっ!!」

一気に跳躍。
そして着地と同時に迫り来るメカニロイドを腕部兵装のチェリーブラストで殲滅する。

VAVA「チッ、まともな整備もされてないことを考えればマシな方か…シグマの野郎、いい趣味してやがる」

ハンター時代に使っていた頃より威力が僅かに落ちていることにVAVAは苛立つ。

VAVA「まあいい、このイレギュラー共の動きから察するに暴動でハンター共の戦力を分断してエックスを追い込む手か…恐らくどこかにエックスがいるはずだが…」

少なくともメカニロイド程度にはやられはしないだろう。
甘ちゃんではあるが実力はそれなりにある。

VAVA「さて…エックスを探す前に…」

右肩のキャノン砲から砲弾を放って、ロードアタッカーズの車を搭乗者ごと粉砕する。

VAVA「楽しませてもらうとするか!!」




































VAVAは留置されていた期間のブランクを感じさせない動きでメカニロイド等の雑兵を破壊していく。

VAVA「ウォーミングアップはこれくらいでいいだろう…」

最後のメカニロイドを殴り砕いて目の前のレプリロイドを見据えるVAVA。

VAVA「最後はお前だ。レプリロイドの可能性さんよ」

イレギュラーハンター・エックスがVAVAの目の前にいた。

エックス「VAVA!?ここで何をしている!?」

VAVA「ようエックス。何を仕出かしたのか知らんが随分とシグマに気に入られたようだな。シグマの掌の上で踊らされている気分はどうだい大将?」

エックス「シグマだと…貴様もシグマの反乱に加わっているんだな!?
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