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ハイスクールD×D 新訳 更新停止
第3章
月光校庭のエクスカリバー
第68話 死人の兵士
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それに、この間の教会の連中が来ても、俺が守ってやるから!アーシアが怖いと思うものは全部俺が追い払ってやる!」
「……イッセーさん……私、悪魔になった事、後悔してません…」
「え?」
「信仰は忘れられませんけど…今は主への想いよりも大切な物が私にもありますから!部長さん、部員の皆さん、学校のお友達、イッセーさんのお父様、お母様、そして、イッセーさん。皆私の大切な方々です!ずっとずっと一緒にいたいです!もう一人は嫌ですッ!!」
そう言い、俺に抱き着いてきた。
「大丈夫だよアーシア。絶対一人になんかさせないからな…」
俺はアーシアの頭を撫でながら言ってやる。
……そこでふと気付いてしまう…。
……後ろが全開丸裸だったと言う事を…。
い、いかん、手が!
手が勝手にお尻の方へと!
「イッセー♪」
っと、言うタイミングで部長達がやって来た!
無論、全員裸エプロンで…。
「どう?」
部長が似合うかどうか聞いてきた…。
……鶇さんに負けず劣らずの際どい姿だった。
「………」
……千秋は恥ずかしいのか顔を紅くし、だがよく見える様に手を後ろで組んでいた。
「見て見て♪イッセー君♪」
「ッッッ!?!?」
……鶇さんに背中を押されて現れた燕ちゃんは恥ずかしさで顔を真っ赤にして、エプロンの裾をギュッと掴んでいた。
ブッ!
皆の裸エプロン姿を見て、盛大に鼻血が吹き出てしまった。
その後、皆でそのままの姿のままで夕飯の支度を始め出す。
……父さんが見たら卒倒するな、確実に…。
なんて思いながら部長達をチラッチラッと見てた俺はふと、明後日の方向を見る。
(……明日夏や木場は大丈夫なんだろうか?…)
やはり二人が心配であった。
ちなみに余談だが、帰って来た父さんが部長達の姿を見て、本当に卒倒したのであった。


『………』
俺の前方でゼノヴィア、イリナ、ライニー、そして木場が無言で走っていた。
ユウナとアルミヤさんは俺と並走している。
廃屋でフリードとバルパーが逃げ去り、それをその場に駆け付けた教会の五人が追い、バルパーを逃がすまいとする木場と、その木場を追う俺も教会の五人に着いて行き、現在に至る。
「……たくッ…ようやく見つけた足取りとは言え、深追いし過ぎだぞ!アイツら…」
「……その意見には私も同意だが…」
「……あの様子じゃ…言っても止まらない…よね…」
俺達は町から少し離れた森を疾走していた。
辺りの景色は、夜の暗さもあってか、大分見通しが悪い。
……待ち伏せなんかやられたら非常に厄介だな…。
ふと、俺の視線が木場達よりも大分先にあった、なんの変鉄も無い、ちょうど俺達を挟むように生えている二本の木の間に何かを捉えた…。
「ッ!?」
(マズイッ!!)
それの正体が分かった俺は、前方にいる木場達に
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