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FAIRY TAIL 忘却の最期
第7話 鎧の魔導士
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冷気を放ち、妖精の尻尾の紋章の氷を出現させた。

「わあ!」

「氷の魔法さ」

「氷ってあんた似合わないわね」

「ほっとけっての」

「氷・・・火・・・」

ルーシィはある事に気付き声を上げた。

「あ!だからあんた達仲悪いのね!単純すぎてかわいー!」

「そうだったのか?」

「確かに魔法の属性の相性が悪い魔導士は仲も悪いと聞いたことはあるが・・・」

「ど、どうでもいいだろそんな事ぁ!つーかそろそろ本題に入ろうぜエルザ」

「そうだな、話しておこう」

それは、エルザが先の仕事の帰り オニバスの酒場でそれは起こった

ガラの悪い魔導士四人が苛立ちながら酒を飲んでいたそうだ。

その魔導士達は、闇ギルド鉄の森(アイゼンヴァルト)だった

その中で穏やかな顔をした魔導士がこう言った

ララバイを三日以内に封印を解き、エリゴールの元に届ける・・・と

「ララバイ!?」

「ってこの間の!?」

「あの魔導士達が口走った単語・・・」

「どういうことだ?」

「俺達は初仕事の帰りに魔導士五人に襲われた。倒した後でララバイとうわ言のように呟いていたんだ」

「そうか、お前達も鉄の森に会ったのか。」

「ララバイがどうとか言ってたからな。恐らく間違いない。」

「その連中、鉄の森の脱落組だな。計画についていけずに逃げ出したのだろう。」

「そのララバイって言うのと関係があるのか?」

「想像だがな、そいつらを狙った影というのは鉄の森の本体だ。」

「計画が漏れないように始末した・・・ということか。」

「ラストの言う通りだ。そのララバイだが、封印されているということはかなり強力な魔法だと思われる。」

封印された魔法の解除、それだけならばただのギルドの仕事だと思われる

しかし、エルザはそうは思わなかった。

「迂闊にも思い出せなかったが、エリゴールと言う名を思い出した。」

エルザの後に、ラストが話をつなげる。

「エリゴール・・・鉄の森のエース、死神エリゴールだな。」

「死神!?」

「ああ、暗殺系の仕事ばかりをこなして付けられたあだ名だ。」

本来は暗殺系の仕事は評議会により禁止されていたのだが

鉄の森は、破格の報酬に目がくらみ金を選んだ。

その結果、魔導士ギルド連盟を追放、解散命令が出たが従わず活動を続けている

それを聞きルーシィが汗をだらだらと流し座席に水たまりを作っていた。

「あ、あたし帰ろうかな・・・」

「汁いっぱい出てるよ?」

「汗よ!」

エルザは机を叩くかのようにナツの頭を叩く

「不覚だった・・・あの時エリゴールの名に気付いていれば全員血祭りにあげ
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