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FAIRY TAIL 忘却の最期
第7話 鎧の魔導士
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ろ。あの時とは違うんだ。」

妖精の尻尾の最強魔導士相手に、勝負を挑む

そう宣言したナツに、その場にいたルーシィ達は驚いた。

「お、おいはやまるな!死にてぇのか!?」

「前にやり合った時は違う!今のお前なら勝てる!!」

自信満々に言い放つナツに、エルザは静かに笑う。

「確かにお前は成長した。私はいささか自信がないが、いいだろう、受けて立つ」

「自信がねぇって何だよ!本気で来いよな!!」

「わかっている、だが、お前は強い。そう言いたかっただけだ。」

そう言うとエルザはグレイの方を見る

「グレイ、お前も勝負したいのか?私と」

そう聞くと勢いよく首を横に振り拒否を示した。

「そうか。新人の・・ラストと言ったか?剣を使うと聞いた、どうだ?」

「な、何で俺が!?いやいやまだエルザのことよく知らないし!」

「そんなものは関係ないだろう?」

「いきなり最強格と戦うなんて無茶な真似はしたくありません!」

ラストが両手を素早く振り拒否を示す中

「うおおおし!!燃えてきたぁぁぁぁぁぁ!!!」

ナツは顔面に炎を激しく上げやる気を出していた。

そして・・・・・・・・・列車の中

「あ・・・あ・・・・」

「ったく、情けねェ奴だな」

ナツは乗り物酔いでグロッキーになっていた。

もたれかかるナツをラストは顔に青筋を立てながら涎がかからないように頭を支えていた。

ちなみに席順は

グレイ  ルーシィ
ナツ   ハッピー
ラスト  エルザ

となっている。

「喧嘩売った直後にこれかよ!」

「毎度の事だけどつらそうね」

「グレイ・・・もうちょっとそっちにやってもいいか?」

「やなこった」

「まったく、しょうがないな。私の隣に来い」

「あい」

(どけってことかしら・・・?)

空気を読んでルーシィはナツと席を変わり、グレイとラストの間に座る

「楽にしていろ」

「あい」

ナツがエルザの隣に座ると

「ごわっ!?」

思いっきり腹を殴りナツを気絶させた。

「少しは楽になるだろう」

かなり乱暴な行為に向かいの三人は開いた口が塞がらなかった。

「そういやあたし達・・・妖精の尻尾でナツ以外の魔法見た事ないかも・・・」

無理やり話を曲げるルーシィ

「エルザさんってどんな魔法を使うんですか?」

「エルザでいい。」

「エルザの魔法はキレイなんだ。血がいっぱい出るんだよ、相手の」

「それキレイって言えるのか?」

「大したことはない・・・私はグレイの魔法の方がキレイだと思うぞ?」

「そうか?」

グレイがそう言うと掌と拳を合わせ

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