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FAIRY TAIL 忘却の最期
第7話 鎧の魔導士
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てんだよ」

「寝るために決まってんだろ、アホかお前」

ナツとグレイの喧嘩は続いていた

「あ〜あ、めんどくさいな〜」

「どうしたものか・・・」

どうやって止めようか手をこまねいていたら

「あ!」

ルーシィが何かを思いつく

「ラスト、ちょっと耳貸して?」

「は?・・・・・・・・・・・・・なるほど」

ルーシィの提案を聞き、ラストはその場から離れる

頃合いを見て

「あ、エルザさん!」

と、ルーシィが言うと

「今日も仲良くいってみよー!」

「あいさー!」

わざとらしく仲良しを演じ始めた

「そうか、二人とも仲が良くてよさそうだ」

と、エルザの口調を真似たラストが二人の視界に入り

「「な!?」」

二人に電撃が走った

「あっははははは!これ面白いかも!」

「プクク・・・!」

ルーシィが大笑いし、ラストは笑いを堪えていた。

「「騙したなテメェら!!」」

二人は口を揃えて叫ぶ

「本当は仲がいいんじゃないのか二人とも?」

「ホントからかい甲斐あるわ〜」

「冗談じゃねぇ!何でこんな面子で出かけなきゃならねえ、胃が痛くなってきた・・・」

「魚食べる?」

「いるか!!」

「ルーシィ、ラストも何でお前らがいんだ?」

「「何も聞いてなかったんですか!?」」

一同が騒いでいると

「すまない、待たせたか」

今度は本当にエルザが到着・・・したが

「「荷物多っ!?」」

彼女の後ろにびっしりと荷物が敷き詰められた荷車があった。

「ん?君たちは昨日ギルドにいたな?」

そう言われルーシィとラストは頭を下げ自己紹介をする。

「新人のルーシィです。」

「同じく、ラストです。ミラジェーンさんに頼まれて同行することになりました。」

「よろしくお願いします!」

「私はエルザだ、よろしくな。そうか、ギルドの連中が騒いでいた二人とは君達のことか。」

出発する前にギルドに立ち寄ったのか、ルーシィとラストの事は耳に入っていたようだ。

「傭兵ゴリラを小指一本で倒したとか・・・頼もしいな。」

「それナツだし・・・事実と少し違ってる・・・」

「どこをどう見たら小指で倒したと思えるんだ・・・」

「今回は少々危険な橋を渡るかもしれないが、その活躍ぶりなら平気そうだな。」

「危険!?」

「エルザ、付き合ってもいいが条件がある!」

ナツが真剣な表情で口を開く

「条件?」

「バ、バカ!お、俺はエルザのためなら無条件で働くぜ!」

グレイが慌てて見繕おうとしていたが、ナツは止まらなかった。

「帰ってきたら、俺と勝負し
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