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FAIRY TAIL 忘却の最期
第7話 鎧の魔導士
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「ナツ、グレイ、頼みたいことがある。」

「「は?」」

「仕事先で厄介な事を耳にした。普通ならマスターの判断を仰ぐのだが、早期解決が望ましいと私は判断した。二人の力を貸してほしい、ついてきてくれ。」

エルザがナツとグレイを仕事に誘った。

それにギルド内がざわつく

「こいつと・・・」

「チームだと・・・!」

「エルザとナツとグレイ・・・今まで想像した事なかったけど、これって・・・妖精の尻尾最強のチームかも」

ミラがそう呟き、ルーシィとラストは息を呑み驚く

「出発は明日だ。準備をしておけ。」

そう言い残し、エルザはギルドを後にした

「む・・・無理だ・・・」

グレイとナツの身体が震え

「こいつと一緒ってだけでウゼェのにエルザが一緒だなんてー!!」

「こんなチームありえねぇ!!つーか行きたくねえー!!」

叫ぶと、ナツはルーシィの方へ勢いよく振り向く

「な、何すんのよ!?」

「お前、今からナツだ。」

素早い手つきで自分の上着とマフラー、髪型を変えてナツはそう言った。

「無理だって・・・」

「あい」

「はあ・・・」



で?



翌日 マグノリア駅

「何でエルザみてーなバケモンが俺達の力を借りてぇんだよ!」

「知らねぇよ、つーか助けなら俺一人で十分なんだよ」

駅のホームで人目を余所に

「じゃあお前一人で行けよ!俺は行きたくねぇ!!」

「じゃあ来んなよ!後でエルザに殺されちまえ!!」

殴り合いの喧嘩をしていた。

「迷惑だからやめなさい!!」

ルーシィが止めるように言っても聞かず

「ふん!!」

ラストは長剣を呼び出し二人の間に突き刺した

「「!?」」

「その辺にしておけ」

「あっぶねぇな!!」

「こんなところで剣出したら危ねぇだろ。他の客に迷惑だろ」

「お前らに言われたくねーよ!!」

自分たちの行為を棚に上げて口走る二人にラストはツッコんだ

ハッピーは魚を頬張りながら尋ねる。

「何で二人がいるの?」

「頼まれたのよミラさんに!」

ラストは剣を引き抜きながら言葉を続ける。

「エルザのいないところで喧嘩をするだろうから仲をとりもてとな。」

「そうよ、仕方なくついてってあげてるのよ」

「本当は一緒に行きたいんでしょ?」

「てか三人の仲とりもつならアンタがいたじゃない!うわーかわいそっ!ミラさんに存在忘れられてるし!」

「あい」

「特に触れないんだな、存在感に関しては」

ショックも何もしていないハッピーにラストが冷や汗を垂らす中も

「てめぇ何でいつも布団なんか持ち歩い
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