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チートな転生者の奏でる『俺の転生物語』原作どこいった!?
番外編『根源に至りし錬鉄者との出逢い』
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しようか」
やれやれといった感じでエプロンをつけながら台所へと向かおうとするシロウ。
「俺も手伝おうか?」
そんなシロウに手伝おうか?と声をかける零。
「いいのか?」
「料理はけっこう得意だしな それに………」
俺は王の財宝を展開し中から……、
「なんだそれは!?」
普通の生体系なら見るはずのない食材が現れる。
「俺が巡った世界のうちの一つの世界でとった食材たちだ 全て味は保証するぞ」
「世界を巡る?」
「あぁ 俺は特殊な改造を施された宝石剣を持っていてな それの力でいろんな世界を巡ったんだ」
「ほぅ」
シロウは俺の持つ宝石剣に興味を示す。
「なかなか興味深い話しね」
プレシアも次元世界だけではなく平行世界すら渡る宝石剣の存在に興味を抱く。
「まぁ それはさておき……料理ができるまでコレでもつまんどいてくれ」
俺はあるものをプレシア達の目の前に置く。
それは……、
「コレは苺?」
房がフサフサした苺だった。
けしてシャレではないのであしからず。
「まぁ 食べたらわかる」
「それもそうね」
プレシアは苺を一つとり口へと運ぶ。
たっぷり実の詰まった苺が潰れる音が響く。
「味はおいしいけど普通ね」
しかしこの時すでに変化が起きていた。
「プレシア! か 髪が!?」
プレシアの変化に驚きの叫びをあげるシロウ。
「髪がどうかしたの?」
何故シロウが髪を見て驚いているかがわからないプレシアに俺は手鏡を手渡す。
「えっ!?」
手鏡に写っていたのは……、
「髪が綺麗になってる!?」
普通では有り得ないほどに髪が綺麗になったプレシアだった。
「なにコレ?」
「この苺はキューティクルベリーっていって食べたら髪が最高クラスの髪質へと変わり肌も綺麗になるんだ」
文字通り輝くようなキューティクルにな。
「こんなのがあるなんて」
「まぁ 普通じゃ有り得ないしね」
「お母さん綺麗〜」
「母さん凄い……」
「これはまだ序の口だから期待しててくれよ」
「うん!」
「このような食材があるとは」
シロウはまるで新しい玩具を与えられた子供のように眼を輝かせながら零の出した食材を見つめる。
「シロウの料理人魂に火がついたようだな」
「あぁ! このような珍しい食材を調理する機会などそうはないだろう!」
真剣な表情で眼光鋭く食材を一つ一つ厳選するシロウ。
「なら始めますか」
「お手伝いします」
途中から千歳も参加する。
「腕がなるな!」
零達が台所に行き調理が始まる。
何故かその
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