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チートな転生者の奏でる『俺の転生物語』原作どこいった!?
番外編『根源に至りし錬鉄者との出逢い』
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お帰りなさい!!」

金色の髪の少女がシロウに抱き着く。

「ふ フェイト!?」

突然の事に驚きながら少女の名前を呼ぶシロウ。

それを見た俺は……、

「あっつあつだねぇ〜」

シロウを茶化す。

「茶化すな!」

「え? 誰?」

「シロウの友達の 黒帝 零っていうんだ」

「千歳と申します」

「え あ あの私はフェイト・テスタロッサです」

突然の事に困惑しながらも礼儀正しく挨拶をするフェイト。

「詳しい話しはリビングで行うとしよう」

俺達はリビングへと移動し、

「実は……」

シロウは事のあらましを全員に説明する。

「というわけなんだ」

「平行世界から来たなんて……」

プレシアは俺の説明を聞き平行世界から来た事を信じられないと言った顔をしながら俺達の顔を見る。

「零って強いの?」

フェイトと瓜二つの姿をした少女アリシアが零の強さを聞く。

「まぁ それなりにね」

ウソです……本当はやりようによっては世界の一つや二つぐらい滅ぼせます。

やらないけどね!

「ところで 気になってたんだけど」

「はい?」

「あなた 女の子?」

プレシアが零の性別をたずねる……。

またかよ……。

見た目だけを言えば雪のような白い髪の少女にしか見えないので仕方がないと言えよう。

「残念ながらりっぱな男の娘です」

ウソは言ってないよ……不本意だけど……。

「あら 残念ねぇ〜」

いや 何が残念なの!?

「零って男だったの!?」

零が男だと知り驚きの声をあげるアリシア。

「そうだよ」

「そんなにかわいいのに!?」

「いや 俺より君達の方がかわいいから」

てか……かわいいとか言わんといて……泣きたくなるから。

見た目はともかく中身は男だからかわいいとか言われても反応にこまるんだよね……。

「「本当!?」」

「え?」

二人そろって驚きの声をあげる。

「冗談はよく言うけど嘘はつかないよ」

「私ってかわいいの!?」

「もちろん」

というか人の美的感覚はそれぞれだがこの二人をブサイクと言う奴はそんなにいないだろう……。

つか居たらはっ倒す!

「わ〜い」

可愛いと誉められた事に喜ぶアリシア。

その姿は無邪気な笑顔とも相まってとても眩しく見える。

「ふむ 仲良くしているみたいだな」

そんな光景を見守るシロウの姿があった。

なんか父親みたいだぞ?

キュ〜グルルル!

突如誰かの腹の音が鳴る。

「シロウ お腹が空きました!」

腹ぺこセイバーさん降臨!

「なら 何かつくると
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