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【遊戯王GX二次小説】最弱最強!?漆黒のデュエリスト
第1期
序章
TURN2 TURN2 十代VS? ストーンデュエル!!
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トーンのおかげで、十代にダメージはないはずだが、十代はうなだれたままだ。
「おい・・・・・・」
と声をかけようとして、落ち込んでいるわけではないと気がついた。
「お前スゲーな!! このデュエルも面白かったし最高だったぜ」
目を輝かせていうものだから、つい
「っふ、ガッチャ! 楽しいデュエルだったよ」
なんてアイツの決めゼリフを茶化し気味に言っていた。
「それ、俺の決めゼリフだぜ」
十代はというと、特に気分を害した感じはなく、むしろ上機嫌なくらいだ。
俺は、十代の近くまで行き、手を差し伸べた。
「しかっし、お前の能力ってホントスゲーのな」
俺たちのデュエルを見届けた生徒たちはぞろぞろと会場を出て行く。
が、それを気に止める様子もなく、デュエルディスクを返しながら十代は俺に話しかける。
「俺も最初にこんな力があるって知った時は驚いたさ」
俺は遠い目をしながらこの能力に気がついたときのことを思い出していた。
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